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100匹達成

怪魚ハンター武石憲貴さんが自らプロデュースするエクストリームなバーサタイル・フィッシング・ロッド"VALE TUDE(バーリトゥード)"のテストを精力的に展開中、と以前お伝えしましたが、先日100匹目のナマズをゲットしたとのこと(いつの間にか数値目標を掲げていた様です)。おめでとうございます。

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ブランクは、ノース・フォーク・コンポジットのMag Bassシリーズ8パワーのブランク。ビルディングは、福島のプロフェショナル・カスタム・ロッド・ビルダー"BOMBER FACTORYさん"。

テストもいよいよ終盤に入り、8パワーに加え、よりパワフルな9パワーも近々実戦投入。そして、いよいよ"VALE TUDE"のロゴも完成した模様です。コンセプト通りのハードな仕上り。ちょっとでも腰が引けてたりすると、使い手が竿に負けてしまうような、まるで使い手を選ぶかのような存在感がexcellent。突き抜けています。
# by bluepeaks | 2011-06-06 09:25 | ブランク

ミクロで見る湿度管理の大切さ

ノース・フォーク・コンポジットのブランクは、アメリカ合衆国ワシントン州ウッドランドの工場で製造されています。この工場には、人の出入りが厳重に管理された部屋が2つあります。1つは、カーボン・ペーパーをパターン(型紙)に合わせカットするカッティング・ルーム。そして、もう1つが、以前にも紹介したカーボン・ペーパーをマンドレルに巻き付けるローリング・ルームです。

デザイン・パターンと門外不出のローリング・マシン、まさにノース・フォーク・コンポジットの価値の源泉なだけに、技術の流出を防止する観点から入退出管理がなされている訳なのですが、実はこれだけではなく、湿度管理の観点からも入退出が管理されています。半導体のクリーン・ルームとまでは言いませんが、ドアは二重化され、部屋は常に湿度が一定になるよう管理されているのです。

では、何のために湿度を管理しているのか?

カーボン・ペーパーをマンドレルに巻く際、なくてはならないものに、"resin(レジン)"と呼ばれる接着剤があります。このレジン、ゴワゴワしたカーボン・ペーパーを細ーいマンドレルに巻く時には、必要とされるものなのですが、いざ巻き終えてしまうと、その後の仕上がりに様々な影響を及ぼす厄介者。製造途中では必要でも、最終製品においては、不純物と見なされてしまう可哀想な存在。

そうした悪さを働く、最終的には不純物扱いされてしまうレジンを、使ったとしても必要最低限の量に留めよう、とするのが、良く巷で言われている「低レジン」。ブランクの質を高い次元で安定させるためのアプローチと言えます。

このレジンが悪さを働くのですが、より正確に言えば、悪さを働くのはレジンではなく、レジンの表面に付着するごくごく小さな空気の泡、気泡が悪さを働くのです。

レジンは接着剤です。接着剤であるため、粘度があります。ベトベトしています。粘度があるため、その表面には気泡が付着しやすくなります。この気泡が付着したままの状態で、カーボン・ペーパーをマンドレルに巻くと、気泡をカーボン・ペーパーとカーボン・ペーパーの間に閉じ込める事となります。この閉じ込められた気泡が、ブランクのしなやかさと、強度を著しく低下させているのです。

気泡が入っていないカーボンが良くしなり、強度も高いことを、実は皆さん、既に経験的に知っています。フルソリッドです。フルソリッドのブランクは折れにくいです。しかも、大変良く曲がります。なぜならば、気泡が入っていないからです。もしくは、入っていたとしても極々少量だからです。が故に、あのようなしなりと、あのような強度が出るのです。ただ問題は重さです。

こうしたミクロレベルの気泡の付着をも出来るだけ排除するために、ノース・フォーク・コンポジットでは、レジンに気泡が付着しにくいよう、作業場の湿度をある一定の湿度に保ち、その部屋の中で、超高圧ローリング・マシンで気泡を押し出すような巻き方で、カーボン・ペーパーを巻いているのです。言ってみれば超高圧ローリング・マシンも気泡を抜くためのもの。チューブラーですが、この程度の曲げ(↓)であれば何ともありません。

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圧力のコントロールこそが全て、とも言えるブランク作り。この辺りの開発の背景とGaryの取り組みについては、エピソード3にも記載してあるので、ご一読頂ければと思います。

いつも簡潔に、と心がけているのですが、伝えたいことがあるとどうしても長くなって(熱くなって)いけませんね。
# by bluepeaks | 2011-06-05 15:11 | ブランク

ちょっとコンプリート

本日現在リリースされているMag Bassシリーズのスペックが本日やっとコンプリート!

とは言ってもMag Bassの製品化がストップした訳じゃありません。
今あるものの整理が一旦終了しただけです。

虫食い状態からスタートしたプライスリストも、FlippingシリーズとMag Bassシリーズについては、何とか埋め切ることが出来ました。ただ、ブラウザのバージョンアップのためか(憶測ですけど)、いつの間にか、仕込んだはずのJava Scriptが機能していないようで、「モワ~ん」と出るはずのウィンドウのポップアップが何処かへgone。直したいけど、どうすれば良いのか?もしかして全パーツナンバー毎に書き換えるのか・・・
# by bluepeaks | 2011-06-04 10:34 | ブランク

Made in 下町

Jカスタム1.0のエンドキャップが完成(お待ち頂いている皆様、申し訳ありません)。

これ、Made in 下町です。急遽、友達ネットワークで見つけて来た東京江戸川区の加工工場で彫刻してもらったもの。超小さいTM(トレード・マーク)も綺麗に削り出されています。さすがの仕上がりです。しかも短納期。

Made in U.S.Aのプログレッシブ&トルキーなブランクを、Made in 下町のバットエンドがキリリと引き締めるJカスタム。誇らしい1点ワンオフパーツです(コスト度外視ですけど・・・)

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# by bluepeaks | 2011-06-03 22:57 | Jカスタム

前触れ、少しはお願いします

昨日、何の前触れもなく、前回、前々回と手配漏れで未着だったブランクがいきなり到着。こういったヌルーいオペレーションを代理店的には、手放しで喜んでもいられないのですが、まぁ、アメリカの、しかも職人さん達と日々やりとりをしていると、こう言った事は間々あることなので、いちいち目くじら立てていたらキリがない。なので、喜ぶ事にしました。

そしたら、なんと荷物と前後して、これまた何の前触れもなく、以前務めていた会社の同僚が東京から電撃的に来襲。聞けば何でも近くにお客さんが居るそうで、そのお客さんところに寄った序でに立ち寄ってくれたのだとか(本当か?・・・)。

この同僚、ただの同僚ではなく、超が付く釣り好き。尤もフライ・フィッシングがメインなのですが(だったのですが)、最近ではフライだけでなく、ソルト系ルアーにも進出。毎週のように青物を釣っているんだそうです。かつては、フライで青物を狙っていたらしいのですが、やっぱりルアーの手返しの良さを目の当たりにしてしまうと、釣り人的にはどうしてもそちらが気になるようで、今ではルアーばっかりなんだとか。

早速、そんな彼にボートで使えそうな7フィート台の強めのブランクを紹介。第一声は「綺麗なテーパーだなぁ~」と。そして、超高圧巻のトルキーなブランクをいたく気に入って貰えた様で無事に商談成立(ありがとうございます!)。レナードのバンブーロッドからサンフランシスコ時代のスコットと、歴史に名を残す数々の名竿で釣りを楽しんで来た元(現役か?)フライ・フィッシャーから「綺麗なテーパーのブランク」などと言われると、わかっていても嬉しかったりするものです。

武石さんの"VALE TUDE(バーリトゥード)"が然りなんですが、バスロッドとしてデザインされたMag Bassシリーズも、バスに留まらず、色々な用途でご利用頂いています。本来、釣りは釣りである訳で、ルアーウェイトと、テーパーさえ意識して頂ければ応用はいくらでも効く、そんな良さがカスタムの世界にはあります。
# by bluepeaks | 2011-06-02 11:50 | ブランク