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カテゴリ:B.A.S.S.( 60 )

フリッピングの誕生(その3)

さてフリッピングの誕生秘話、その最終回です。

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<以下日本語訳>

その年の大半、クラインはバスマスターインビテーショナルAOYスダンディングス(ランキング)をリードしていた。しかし、最終的にはローランド・マーチンに続く2位に終わった。当時を振り返ってクラインはこう言う「もし、その当時もっと良いフックがあったらAOYタイトルは取れていただろう。なぜなら、当時のフックは強くプレッシャーをかけるとすぐに曲がってしまったんだ。だから、年中多くのビッグフィッシュをバラしていたよ」

クラインはフリッピング革命に大きく貢献した人物の一人として、伝説的なバスマスタープロであるハンク・パーカーの名前を挙げている。パーカーによる最大の出来事は1979年、レイク・テゾマで開催されたバスマスタークラシックで起こった。それはクラインのルーキーイヤーだった。


クラインはクラシックに武器であるフェンウィックのフリッピング・スティックを複数本持ち込んでいた。一方、パーカーは1本しかフリッピングスティックを持ってきていなかった。なぜなら、パーカーは、当時、そのテクニックを完全に自分のモノにしていた訳じゃなかったからだ。クラインとパーカーはフリッピングで試合に勝つに十分なバイトを得ていた。しかし、パーカーはどういう訳かロッドを折ってしまった。彼はどうしてももう1本確保する必要があった。当時、フェンウィックはパーカーとクラインの双方をサポートしていた。だから、メイヤーズ(その1に出てくるフェンウィックのマーケティング・レップ)はクラインにパーカーを助けるように促してきた。


「マジでやだった。でも、1本貸したんだ。そしたらパーカーはクラシックに勝ったんだよ。で、オレは4位さ」


その後、フリッピング・テクニックがバス・フィッシングにもたらしたインパクトについては、いくら強調しても強調し過ぎということはないであろう。そのロングロッドは、例えばデイニー・ブラウアーやトミー・ビッフル、グレッグ・ハックニーなど、輝かしいキャリアを築き上げているプロ達にとって、今や必要不可欠なものとなっている。今日、フリッピングという言葉はフリッピングとピッチングの双方を指すが、フリッピング・ロッドはあらゆるバス・アングラーの武器の中で、絶対に外すことが出来ない必要不可欠な武器になっている。


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1937年2月10日に生まれのフリッピングの父、トーマスは現在80歳を超えている。トーマスは、妻テリーの他界、結腸と肺がんとの闘病生活にも関わらず、かつてを上まるペースで、なお年間20から25のトーナメントに出続けている。長いトーナメントキャリアによって、トーマスの賞金総額は50万ドル(5千万円超)を超え、25台のボートを獲得している。そしてトーマスはフレッシュ・ウォーター・フィッシング協会、カルフォルニア・スポーツマン協会、プロフェッショナル・バス・フィッシング協会への殿堂入りが認められている。


トーマスはかつてほどフリッピング・テクニックを使っていない。なぜなら、長年ロングロッドを使い続けたことによって、また、ヘビーなバスを抜き上げ続けたことによって、肩の回旋腱板(かいせんきんけんばん)障害を患っているからだ。トーマスにとって、肩の手術は選択肢にない。「なーんも良くなってない、って訳でもない。これからもバンドエイドを貼って、釣り続けるんだよ」


<以上>

翻訳は以上になります。

フリッピングというシャローカバーを釣る「必殺技」がカルフォルニアデルタという決してバスカントリーではないマイナーな土地で生まれ、それが全米中に広まり、定着していくまでの話にフォーカスした記事でした。フリッピングというメソッドが生まれた背景の話あり、なぜフリッピング・スティックがフェンウィック製だったか、っていう舞台裏の話あり、イラっと来た暴露話もあり、現在のトーマスの話もあり、まさにB.A.S.S.のこの50年に大きな影響を与えた話ではないでしょうか。以降もこんな感じの記事が出てくると思うので、エエモン見つけたら訳していくつもりです。

注意:上記日本語訳はノリを重視したいわゆる「意訳」なので、細かなニュアンスについては原文で確認して下さい。


source from : https://www.bassmaster.com/50th-anniversary-bass/birth-flippin






by bluepeaks | 2018-02-26 10:56 | B.A.S.S.

フリッピングの誕生(その2)

オールドスクールを中心に予期せぬ形で盛り上がっている様なので、休日返上で訳を進めることにしました。

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フリッピングの誕生秘話その第二回です。

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<以下日本語訳>

1975年、ブルショールズで開催されたバスマスターインビテーショナルに勝った時、トーマスはそのテクニック「フリッピング」を公開した。しかし、トーマスはそれら早期の成功にも関わらずバスマスター・ジプシーのツアーに参加することを選択しなかった。彼は彼のホームたタウンであるカルフォルニア周辺のローカルトーナメントで釣りをすることに満足していたのだった。


トーマスからフリッピングを学んだ、友人の一人デイブ・グリーブは違っていた。その学んだ武器を手に勇んでロードに出ることを選択したのだった。グリーブはそのロングロッドで1977年のトレド・ベンド戦、1978年のレイク・オキチョビー戦とバスマスター・インビテーショナルに勝った。グリーブの成功は瞬く間にローランド・マーチンを始めとする多くのバスマスタープロの注目の的となった。グリーブのフリッピングロッドはグリーブにバスマスタークラシックへの出場3回、45台のボート、2台のトラック、そして、1台のキャデラックをもたらしたのだった。


トーマスとグリーブはフリッピング革命を引き起こしたのだった。しかし、本当の革命を起こしたのは、バスマスターインビテーショナルの参戦するため、1979年にカルフォルニアから東に向けて旅に出た、ティーネイジからトーマスを師事していた「トゥール・ディッピング」の愛弟子、ゲイリー・クライン、20歳だった。


「ディ・トーマスはB.A.S.S.サーキットを戦い抜くために必要な自信を時間かけながら少しずつ私に与えてくれた。フリッピングは私の切り札だった」フリッピングは当時、注目こそ集めていたけれども、まだごくわずなプロ達のみが使っているテクニックだった。クラインはヘビースタッフの中にこそバスはいるもの、実質的には自分自身を諭すように、そう思っていた。そして、彼は7本のロッドとともにカルフォルニアを旅立った。それは全てフリッピング・スティックだった。


クラインはインビテーショナル戦に向け彼のフリッピングスティックで金塊を掘り当てるだけ十分なカバーを探しながらプラクティスデイを過ごしていた。スピナーベイトやバスベイトをキャストしなければならない時、彼はそのフリッピングスティックでそれらのルアーを投げていた。彼のメインとなるフリッピングベイトは、ナイロンロープ製のブラシガードが付いた5/8オンスのバナナジグと6インチ・ブラックリザードのテキサスリグだった。


つづく・・・

軽い気持ちで始めてみたものの、結構な強敵で、早くもちょっと息切れ気味ですけど、多分明日で完結出来そうな見込みです。

ではまた明日



注意:上記日本語訳はノリを重視したいわゆる「意訳」なので、細かなニュアンスについては原文で確認して下さい。


source from : https://www.bassmaster.com/50th-anniversary-bass/birth-flippin



by bluepeaks | 2018-02-25 11:34 | B.A.S.S.

フリッピングの誕生(その1)

今年50周年を迎えるB.A.S.S.は、この50周年を振り返って特集記事やら動画など、スペシャルコンテンツをリリースしていく予定だとか。その第一弾として"The birth of flippin’"つまり「フリッピングの誕生」というタイトルでフリッピングの父と言われるディ・トーマスと、その一番弟子であるゲイリー・クラインの物語がアップされています。
a0183304_10355111.png
12フィートの延べ竿からスタートしたフリッピング。まさに試行錯誤の歴史なんですが、その進化の過程にあるエピソードなど、大変興味深いので、ちょっと頑張って訳してみることにしました。と言ってもまぁまぁ長いので一気に訳すのはシンドイので、3回にわけてお届けしたいと思います(もしかしたら2回で終わるかもしれないし、4回になるかもしれませんが、その辺はご容赦下さい)。

では、まず原文を
a0183304_10401131.png


<以下日本語訳>


それは1973年のことだった。15歳のゲイリー・クラインは彼の釣りの師匠であるディ・トーマスとともに14フィートのアルミボートに乗ってカリフォルニア・デルタに浮いていた。トーマスはバウに座り、トゥール(ガマの一種)の際を片手でパドルを操作しながら流していた。そして、彼のもう一方の手には12フィートの25ポンドラインが結ばれた12フィートの硬いロッドがあった。その先にはジグが結ばれていた。クラインも同じリグを使っていた。


彼らは静かにゆっくりとボートを進めながらジグをトゥールのポケットに落としていった。どちらが良いサイズのラージマウスバスをフッキングする度に、彼らは込み入ったベジテーションの中からバスを引き抜き、ボート上にスイングしていた。その突発的で瞬発的な激しいフッキング動作は歓喜の輪の中にある小舟を転覆させる恐れさえあった。


彼らはその時、その後トーマスが「フリッピングの父」と呼ばれるようになること、また、その後クラインが、30回を超えようとしているバスマスタークラシックへの出場経験含め、歴史上最も成功したバスマスター・プロの一人になることに全く感づいていなかった。トーマスはその「トゥール・ディッピング」をカルフォルニアのローカルトーナメントで既に使い始めていた。そして、トーマスの成功を心よく思わなかったコンペティター達はトーナメントで8フィート以上のロッドが使用出来ないよう、ルール改正を求めた。


そんな苦難にもくじけずトーマスはカバーに届くだけ十分に長いロッドを見つけてきた。それは7フィート半のストライパー用のロッドだった。そして、彼は彼のウイニングパターンを続けた。そんな中、フェンウィックの有能なマーケティング・レップであったデイブ・メイヤーズは、何本かのロングロッドを彼にところに持ってきた。目的なトーマスに試してもらうことだった。トーマスが気に入ったのは、7フィート半の硬い茶色のグラスファイバー製ロッドだった。フェンウィックはそれを「フリッピング・スティック」と名付けた。


トーマスは、その「フリッピングスティック」を使って、ティップから何フィートか向こう側にジグをスイングする方法を直ぐに見つけた。ジグを手元にスイングバックする時には、リール上部のラインを引っ張り、ジグをターゲットにスイングしている時には、ラインを送り出すことによって。


こうしてフリッピングが生まれたのだった。


つづく・・・


というのがメソッド確立までの話です。


フリッピングとは、まさにカルフォルニア・デルタという環境そのものが生んだメソッドだった訳ですが、当時輝きまくっていた名竿、かの「フリッピング・スティック」も実はディ・トーマスがゼロから作り上げたものではなく、フェンウィックが提示した選択肢の中から選びだされたものだったということがわかります。ゼロから開発というと、なんだか膨大なお金と時間がかかっていそうで、とても耳心地が良いんですが、その釣りがメソッドとして確立されていない場合、こうした開発手順は致し方ないこと。というか、それだけ質の高い、バリエーションに富んだ選択肢を当時のフェンウィックが持ち合わせていたということなのだと思います。


注意:上記日本語訳はノリを重視したいわゆる「意訳」なので、細かなニュアンスについては原文で確認して下さい。


source from : https://www.bassmaster.com/50th-anniversary-bass/birth-flippin



by bluepeaks | 2018-02-23 14:41 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(まとめ)

一部記事風広告か?と思われる部分が無きにしも非ずですが、

普遍的に活かせる情報もあるので、

まとめておきます。

1.水温10度に達すると、石の間などから這い出し、開けたオープンエリアで求愛行動を始める
2.クローフィッシュの春の求愛行動期間は水温上昇にも依るが概ね2週間から3週間
3.クローフィッシュは綺麗な石、岩が大好き
4.バスはクローフィッシュが岩の上を動く時に発する音を頼りに捕食活動を行う
5.クローフィッシュは太陽光が大嫌い
6.生息圏は透明度次第
7.交尾後、雄は脱皮。子供の巣立ちの後、雌は脱皮する
8.夏は穴の中で過ごす
9.その年の春生まれた個体も含め、秋は全ての個体が求愛モードになる

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https://www.bassmaster.com/understanding-bass-forage-crawfish

<以下全文訳>

クローフィッシュの求愛行動や脱皮について知ることは、それをイミテートしているルアーを使う場面において、大きな優位性をアングラーにもたらすだろう。

ほとんど全てのバスアングラーは、クローフィッシュのイミテーションを、今なぜここで使うべきなのか、その明確な理由を理解することなく使っている。さらに言えば、もっと重要なことはいつ使うべきか、ということなのだ。アングラーはクローフィッシュルアーがしばしば有効であり、時には、それがなくてはならないベイトであるということを経験的に知っている。しかしながら、クローフィッシュベイトをいつ使うべきなのか、その理由を真に理解するためには、まず、なぜバスがクローフィッシュを捕食しているのか、そして、いつが最も効果的なのか、この点から理解する必要がある。

クローフィッシュは実際どこにでもいる。水路とか、水没した耕作地とか、近所の池とか、もちろん、皆が大好きな貯水池とか、川にも。陸続きの全米48州のうち、クローフィッシュが生息していない州など一つも存在しない。フィーディング状態のバスの泳ぎ回っているその周辺にだってだってたくさんいる。別にケイジャンとか、にわかケイジャンのこと言っているんじゃない(ココ自信なし・・・意味が掴めていません)

クローフィッシュの生態について深く知ることはアングラーに大いなる力をもたらす。なぜなら、このバスが大好きなディナーアイテムをイミテートしたベイトをフル活用出来るからだ。そのために、理科の授業をもう一度受けよう。本誌は、業界内でも最も知識豊富と言われるフレッシュウォーターロブスターマン達とともに、理科の授業を再び受講することを皆さんにお勧めする。

なお、文中で取り上げる数々のパラメーターや時間、その他のコンディションなどは、水域やクローフィッシュの種類、緯度によって異なるということを心に留めておいて欲しい。

その他全ての生き物がそうであるようにクローフィッシュの行動もまた、求愛、捕食、防衛により決定付けられている。つまり、そうした行動のタイミングを読み解くことこそがクローフィッシュのイミテートをバスフィッシングに安定活用していく上でのキーとなるのだ。

Love on the rocks

地域により異なるが、2月から5月がクローフィッシュがまず最初に大きな動きを見せる時だ。水温が約華氏50度(摂氏10度)に達する頃、クローフィッシュは石の間などから這い出し、開けたオープンエリアに出てくる。そして、雄は雌を探し始める。

這い出してきた多くのクローフィッシュは前年秋の性的にアクティブな状態をなお継続したままだ。水温の上がり方にも依るが、このわずか2週から3週の間こそが、雄が岩の上を彷徨い歩き、バスに対して自らを晒す、年に数回あるかないかの貴重な機会なのだ。

水温が45度未満(摂氏7度)の場合、クローフィッシュはほぼ活動することなく、泥の穴の中か、岩の間に隠れている。しかし、50度を超えた時、状況は一変する。こうしたことが研究により明らかになっている。

では、バスはどこでそんな弱々しいマッドバグ(クローフィッシュのこと)を狙うのだろうか?それは岩が導いてくれるだろう。少し簡略化し過ぎに聞こえるかも知れないが、岩場こそが、最も多くのクローフィッシュを確認出来る場所なのだ。すなわち、岩場こそフィーディング状態にあるバスを最も多く確認出来る場所でもあるのだ。

大事な要素は平均水温が50度に達していること、そして、泥や汚泥を被っていないクリーンな岩の存在だ。バスはヒレで産卵床を清潔に保とうとするが、クローフィッシュは、カレントや波の作用を利用し、生息地をクリーンに保とうとする。無限の生息地を作ることが出来る洞窟を開くために、岩は清潔でなければならない(意味不明。たぶんこれ、宗教的な表現なのかも?)。それは、風の当たる水深3フィート(約90cm)の岬かもしれないし、湖のど真ん中にある水深30フィート(約9m)にある小さなハンプかもしれない。2月のアラバマを釣ろうと、5月のミシガンを釣ろうと、求愛行動中のクローフィッシュとそれを狙うバスを引きつけているのはクリーンな岩と適水温だ。

種類によっては、クローフィッシュは泥底でも産卵行動をとる。しかし、もし、クリーンな岩場があれば、泥底は選ばない。

バスがクローフィッシュを探し出す方法の一つが音だ。「クローフィッシュが岩の上を動くことにより、コツコツと叩くような音や、カチカチとクリックするような音が発せられる。バスはこの音を聞いてクローフィッシュを見つけ出す(タートリアニ氏談)」。

クローフィッシュはまた光に対して繊細な生き物だ。水の透明度と太陽光の浸透度合いは、彼らの活性と生息場所を決める上で重要な要素となる。もし、生息場所がシャローになり、太陽光により晒されるようになったら、ローライト、もしくは、曇りの日の方が太陽が降り注ぐ午後よりも良い釣りが出来るだろう。

The naked truth

交尾の後、雌は穴に潜り込み、受精した卵を抱卵する。雄はその後脱皮し、硬化した生殖器を分離し、身を隠す。「脱皮」こそがバスがクローフィッシュを腹一杯に詰め込むタイミング、と思われている向きもあるが、実はそうでもないかも知れない。「多くのアングラーが脱皮と春のクローフィッシュ食いを結びつけて考えているが、実際、春のバスの高活性の理由は求愛行動中のクローフィッシの無防備さによるものだ(タートリアニ氏談)」

脱皮後、雄は孤独な行動パターンへと戻る。このため、雄のクローフィッシュは求愛行動中のようにバスにとって身近な餌ではなくなる。雄は穴の中に潜り込み、夕方とか、ローライトの時など、条件があった時にだけ穴から這い出してくる。

脱皮は、オリーブやブラウンなどのカモフラージュカラーから明るいオレンジや赤へ、劇的な色的変化をもたらす。明るいオレンジや赤はバスにとっても容易に視認可能な色だ。しかし、バスは、脱皮期間中、求愛行動期間中よりも、より大きなエネルギーを費やし、より賢く動かなければクローフィッシュを捕食することはできない、ということを理解しておくべきだ。

一方の雌は、水温にも依るが、卵を30日前後で孵化させる。孵化した幼生は雌にしがみ付き、種により異なるが2日から7日おきに脱皮を繰り返す。そして、3回目の脱皮を終えると、幼生の体長は約1インチ半(4cmくらい)程度に達し、巣立つ。雌はその後直ちに脱皮し、静かな夏のローライトフィーディングパターンへと移行。岩の間で出来る限りじっとして夏を過ごすのだ。

成長可能な期間にも依るが(水温とか水域の特徴のことを言ってます)、春に生まれた大半の幼生が成熟する秋が訪れるまで、幼生達は岩場に住み着き、脱皮を繰り返す。この初夏の生育期間におけるクローフィッシュの最大の脅威はコイ科の魚やその他のボトムフィーダーであって、バスではない。

Fall is the best

秋が訪れ、シャッドのイミテーションを投げている時に、春にクローフィッシュベイトで釣れた岩場を再び訪れてほしい。秋の求愛行動は実際のところ春以上に激しい。にも関わらずバスアングラーからしばしば完全に無視される存在なのだ。特に緯度の低い南部でその求愛行動は激しさを増す。秋の求愛期間は性的に成熟した全てのクローフィッシュが対象となる。もちろん、例外種も存在するが、水温が45度未満に急降下することにより、求愛行動はピタッと終わり、クローフィッシュは冬眠状態になる

春に釣った岩を、秋も釣れば、きっと秋の求愛サイクルの大爆発に遭遇することだろう

No legs, no claws, no glory

アイオワ州スプリットレイクにあるピュアフィッシングの研究グループは、活発にクローフィッシュの行動データを集めている。ピュアフィッシングは、世界最大規模の魚の生態観察を行うための施設を保有し、ベイトやキーとなる食物に対する魚の反応を統計学的な見地から実験している。

「ここ2、3年の間、この研究施設の中で実に多くの発見があったことに驚いています」とは製品開発マネージャーであるジョン・プロシュノー氏の談。キース・ジョーンズ博士率いるテストでは、人為的にコントロールされた環境の中で、ソフトプラスティックでクローフィッシュをイミテートする際、バスがどんな形を好むのか、数ヶ月にわたり多面な実験が行なわれた。

同じ環境から連れて来られた450匹のラージマウスバスが、60日間にわたり、ロボットアームやストライクカウンターによってテストされた。各グループのバスには同じスピード、同じ角度でクローフィッシュベイトが与えられた。実験で使用したベイトはどのバスにとっても初めて見るものだ(なぜならそれらは全てプロトタイプだからだ)。テストでは、まずハサミを一つもぎ取り、続いてもう一つのハサミをもぎ取り、そして、最後には足を全部もぎ取った。結果はなんとハサミもない、足もない、頭と尻尾だけの状態のベイトに対するバイトが一番多かったのだ。

プロシュノー氏曰く「最後にはベイトはほぼ大きなエビのような状態になったんだ」。この研究からバークレー・フリッピング・チューブが商品化された。さらに氏はこうも付け加えた「我々はハサミもない、足もないクローワームを市場投入したかった。でも、マーケットリサーチャーはこう言うんだ「そんなものは売れない」とね」

Living on the bottom

クローフィッシュはボトムで生活している。別にこれはクローフィッシュベイトではオープンウォーターでバズをキャッチすることは出来ない、と言っている訳ではない。しかしながら、外的な要因がない限り、生きたクローフィッシュというものは岩場を決して離れないものだ。

夏の間、バスのフィーディングはローライトまたは暗がりへとシフトする。真昼間、一等地の上でプラスティック製のクローベイトを跳ねさせ、バスをキャッチするためには、真昼の餌待ちに頼ることになる。しかしながら、ドッグデイ(無風の蒸し暑い夏の日のこと)に取るべき賢明な行動は、より深いところ、より暗いところを狙うことだ。

ハードベイトであれソフトベイトであれ、クローフィッシュベイトでバスを釣る最善の方法の一つは、岩が散在するバンクに対して、平行にキャストし、釣れる水深を少しずつ探り当てていくことだ。クローフィッシュのイミテーションによるプレゼンテーションをより確度の高いものにする最も重要な要素の一つは、釣っている岩やカバーへのコンタクトを常に保ち続けようとすることだ。クランクベイトのビル(リップ)もしくはシンカーが岩に接触する時に発する音は、クローフィッシュが発する音、すなわち、バスを惹きつける音に似ている。さらに、カバーに対するコンタクトを維持することは、クローフィッシュが生息しているボトム付近をベイトがちゃんとトレースしている証にもなるのだ。ソフトベイトには内蔵ラトルを加え、より長い時間ステイさせ、小刻みなシェイクでラトルを動かしてバスに気付かせるのだ。

最も重要なことは、このバスの大好きな餌(クローフィッシュ)の行動パターンに従うことだ。そうすれば、運ではなく、知識で、あなたはバスを釣るだろう

Cutting edge soft bait

ケン・ハドルストン、そうあの有名なキャスティーク・トラウトのクリエイターは、現在、カスタムソフトベイトビジネスを商っている。曰く「オレはさ、現代の生産技術を駆使して、最も正確なイミテーションを作りたいんだよ。ベイトは全部自分で作っている。生産は全てアメリカ国内で行うことに決めているんだ。海外で生産するなんてお断りさ」

もし、背教的なベイトデザイナーが今この世にいるとするならば、それはケン・ハドルストンだろう。彼のディテールに対するこだわりと、アクションに対する絶対的な自信は、狂信的なファン層を作り上げた。ハドルストン・デラックス・ベイト・カンパニーは、ハドルバグという生命感溢れるクローフィッシュベイトを作っている。そのベイトはカリフォルニア州のセレクトされたほんの一握りのショップか、ケンの通販サイトで1パック6ドル(5個入り)で買える。

Pro's tricks

イリノイ州ロックフォードのフィッシングプロ、カート・サーモは、使うべきベイトのカラーとサイズにおける推測を排除している。彼は、釣りをする全ての湖と川で、トーナメントの前日には、クローフィッシュのトラップ(いわゆるカニカゴ。以降日本語訳では「カニカゴ」と表現)を仕掛けている。カニカゴは、何処でも売っているサウスベンド社のクローフィッシュトラップだ。彼は、湖に向かう途中、コンビニに寄って、餌としてキャットフードを買う。

サーモ曰く「ボートランプの周辺というのは、何処に行ってもほぼ岩場だ。だから、ボートランプから数ヤードほど岸際を歩いて、カニカゴを仕掛けておく。そして、一晩放置しておくんだ。で、翌朝、カニカゴを引き上げて、クローフィッシュの数と色とサイズを確認するんだ。それを参考にベイトを選んで、仕事(釣り)に取り掛かるのさ」。北部の湖で、サーモは、カゴ一杯になったほぼ蛍光オレンジ色のクローフィッシュを見たことがある。その時を振り返り「それを見て、ベイトを変えたよ。今日まで賞金をゲットした90パーセントのトーナメントでこの方法でベイトをマッチさせているんだ(原文に編集漏れありのため一部文脈から推測)」

後記

ジョン・タートリアニは、オハイオ州コロンバスのUS内水面部門の生物学者であり、淡水クローフィッシュの研究で修士号を取得。バスに関連するクローフィッシュの行動研究の第一人者である。タートリアニ氏の研究がこの記事のベースとなっている。

原文は2008年編集

end.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その1)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その2)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その3)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その4)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その5)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その6)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その7)
知られているようで知られていないザリガニの生態(その8)
by bluepeaks | 2017-06-18 10:49 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その8)

昨日のハドルストン然り、

ピュアフィッシングのチューブワームの話然り、

一抹のモヤモヤ感を否定しきれないところではありますが、

ここまで来たのでやり遂げたいと思います

さぁ、最終回です

タイトルは"Pro's tricks"

「プロのトリック」

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イリノイ州ロックフォードのフィッシングプロ、カート・サーモは、使うべきベイトのカラーとサイズにおける推測を排除している。彼は、釣りをする全ての湖と川で、トーナメントの前日には、クローフィッシュのトラップ(いわゆるカニカゴ。以降日本語訳では「カニカゴ」と表現)を仕掛けている。カニカゴは、何処でも売っているサウスベンド社のクローフィッシュトラップだ。彼は、湖に向かう途中、コンビニに寄って、餌としてキャットフードを買う。

サーモ曰く「ボートランプの周辺というのは、何処に行ってもほぼ岩場だ。だから、ボートランプから数ヤードほど岸際を歩いて、カニカゴを仕掛けておく。そして、一晩放置しておくんだ。で、翌朝、カニカゴを引き上げて、クローフィッシュの数と色とサイズを確認するんだ。それを参考にベイトを選んで、仕事(釣り)に取り掛かるのさ」。北部の湖で、サーモは、カゴ一杯になったほぼ蛍光オレンジ色のクローフィッシュを見たことがある。その時を振り返り「それを見て、ベイトを変えたよ。今日まで賞金をゲットした90パーセントのトーナメントでこの方法でベイトをマッチさせているんだ(原文に編集漏れありのため一部文脈から推測)」

後記

ジョン・タートリアニは、オハイオ州コロンバスのUS内水面部門の生物学者であり、淡水クローフィッシュの研究で修士号を取得。バスに関連するクローフィッシュの行動研究の第一人者である。タートリアニ氏の研究がこの記事のベースとなっている。

原文は2008年編集

end.


まぁ、トーナメントの結果が収入に直結するので、不確実な要素は少しでも排除するべきだと思うので、まぁ、わからんでもないけど、「プロのトリック」って言ってますけど、どちらかと言えば「ネタばらし」?

で、いくら稼いんだしょうかね?

諸々書きたいこともありますが、今日のところはこの辺にしておきます。

とは言え、クローフィッシュの生態を理解する上で重要な情報も何点かあったので、明日以降、ポイントをまとめます。

bye for now.
by bluepeaks | 2017-06-16 09:02 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その7)

今日入れて残り2回

あとちょっとです

頑張ろうー

で、今日のタイトルは"Cutting edge soft bait"

「カッティングエッジ」なので、まぁ言ってみれば「エッジの効いたソフトベイト」ってところでしょうか(何だかちょっとイヤな予感が・・・)

a0183304_1565664.png


<以下翻訳>

ケン・ハドルストン、そうあの有名なキャスティーク・トラウトのクリエイターは、現在、カスタムソフトベイトビジネスを商っている。曰く「オレはさ、現代の生産技術を駆使して、最も正確なイミテーションを作りたいんだよ。ベイトは全部自分で作っている。生産は全てアメリカ国内で行うことに決めているんだ。海外で生産するなんてお断りさ」

もし、背教的なベイトデザイナーが今この世にいるとするならば、それはケン・ハドルストンだろう。彼のディテールに対するこだわりと、アクションに対する絶対的な自信は、狂信的なファン層を作り上げた。ハドルストン・デラックス・ベイト・カンパニーは、ハドルバグという生命感溢れるクローフィッシュベイトを作っている。そのベイトはカリフォルニア州のセレクトされたほんの一握りのショップか、ケンの通販サイトで1パック6ドル(5個入り)で買える。

end.


ん?

これ、記事広告だったの?

ってか、入手は困難だけど、ハドルバグって日本でも買えるよね?

しかも、原文にはハドルストンの通販サイトへのリンクも貼ってあるし・・・

BASS Masterさん、どういうこと???

目見て答えてよ・・・


・・・・・・・・・・


明日で最終回です
by bluepeaks | 2017-06-15 15:50 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その6)

今回は「ボトムでの生活」

さぁ、行ってみましょう

と、その前に、

読者の方から「肝心の訳の部分の文字が見にくい」との連絡頂きました

PCで編集作業をしているのですが、PCでは読みやすくても、スマホで見ると、なるほど、見にくいですね。

引用している箇所を明確にするために、色を変えていたのですが、アダになってしまいました

なので、とりあえず全編同じ文字色にしておきます

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<以下翻訳>

クローフィッシュはボトムで生活している。別にこれはクローフィッシュベイトではオープンウォーターでバズをキャッチすることは出来ない、と言っている訳ではない。しかしながら、外的な要因がない限り、生きたクローフィッシュというものは岩場を決して離れないものだ。

夏の間、バスのフィーディングはローライトまたは暗がりへとシフトする。真昼間、一等地の上でプラスティック製のクローベイトを跳ねさせ、バスをキャッチするためには、真昼の餌待ちに頼ることになる。しかしながら、ドッグデイ(無風の蒸し暑い夏の日のこと)に取るべき賢明な行動は、より深いところ、より暗いところを狙うことだ。

ハードベイトであれソフトベイトであれ、クローフィッシュベイトでバスを釣る最善の方法の一つは、岩が散在するバンクに対して、平行にキャストし、釣れる水深を少しずつ探り当てていくことだ。クローフィッシュのイミテーションによるプレゼンテーションをより確度の高いものにする最も重要な要素の一つは、釣っている岩やカバーへのコンタクトを常に保ち続けようとすることだ。クランクベイトのビル(リップ)もしくはシンカーが岩に接触する時に発する音は、クローフィッシュが発する音、すなわち、バスを惹きつける音に似ている。さらに、カバーに対するコンタクトを維持することは、クローフィッシュが生息しているボトム付近をベイトがちゃんとトレースしている証にもなるのだ。ソフトベイトには内蔵ラトルを加え、より長い時間ステイさせ、小刻みなシェイクでラトルを動かしてバスに気付かせるのだ。

最も重要なことは、このバスの大好きな餌(クローフィッシュ)の行動パターンに従うことだ。そうすれば、運ではなく、知識で、あなたはバスを釣るだろう

end.

中層を泳ぐベイトをイミテートする時に使うクランクベイトにノンラトルのものが昨今、増えてきているのも上の解説で納得。何でもかんでもジャラジャラしていればいい訳でもないようです。
by bluepeaks | 2017-06-14 09:32 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その5)

僅かな水流でもプルプル震えるハサミとか、

まるで威嚇しているかの如く水の中でもV字に広がるハサミとか

バスはどこまでそんなクローワームのディテールを見ているんだろうか?

今回はそんな問いに対する回答です。

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<以下翻訳>

アイオワ州スプリットレイクにあるピュアフィッシングの研究グループは、活発にクローフィッシュの行動データを集めている。ピュアフィッシングは、世界最大規模の魚の生態観察を行うための施設を保有し、ベイトやキーとなる食物に対する魚の反応を統計学的な見地から実験している。

「ここ2、3年の間、この研究施設の中で実に多くの発見があったことに驚いています」とは製品開発マネージャーであるジョン・プロシュノー氏の談。キース・ジョーンズ博士率いるテストでは、人為的にコントロールされた環境の中で、ソフトプラスティックでクローフィッシュをイミテートする際、バスがどんな形を好むのか、数ヶ月にわたり多面な実験が行なわれた。

同じ環境から連れて来られた450匹のラージマウスバスが、60日間にわたり、ロボットアームやストライクカウンターによってテストされた。各グループのバスには同じスピード、同じ角度でクローフィッシュベイトが与えられた。実験で使用したベイトはどのバスにとっても初めて見るものだ(なぜならそれらは全てプロトタイプだからだ)。テストでは、まずハサミを一つもぎ取り、続いてもう一つのハサミをもぎ取り、そして、最後には足を全部もぎ取った。結果はなんとハサミもない、足もない、頭と尻尾だけの状態のベイトに対するバイトが一番多かったのだ。

プロシュノー氏曰く「最後にはベイトはほぼ大きなエビのような状態になったんだ」。この研究からバークレー・フリッピング・チューブが商品化された。さらに氏はこうも付け加えた「我々はハサミもない、足もないクローワームを市場投入したかった。でも、マーケットリサーチャーはこう言うんだ「そんなものは売れない」とね」

end.


あまりにビックリな内容に「この記事広告?」

と穿った見方になってしまうのも致し方ないかと

その真偽を見極めるためにも、最後まで見守ってください
by bluepeaks | 2017-06-13 15:38 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その4)

間髪入れずに次の章に進みます。

第4回目は"Fall is the best"

「秋が一番」ってことです。

今回はちょっと短くて気が楽。

さぁ行ってみましょう!

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<以下翻訳>

秋が訪れ、シャッドのイミテーションを投げている時に、春にクローフィッシュベイトで釣れた岩場を再び訪れてほしい。秋の求愛行動は実際のところ春以上に激しい。にも関わらずバスアングラーからしばしば完全に無視される存在なのだ。特に緯度の低い南部でその求愛行動は激しさを増す。秋の求愛期間は性的に成熟した全てのクローフィッシュが対象となる。もちろん、例外種も存在するが、水温が45度未満に急降下することにより、求愛行動はピタッと終わり、クローフィッシュは冬眠状態になる

春に釣った岩を、秋も釣れば、きっと秋の求愛サイクルの大爆発に遭遇することだろう


end.


ザリども、乱れんてな

って訳じゃありませんけど、

寝ても醒めても求愛、求愛

求愛こそが我が人生、というところでしょうか

だって、求愛に夢中になり過ぎた結果、バスに喰われるってことだよね

今度から絶倫野郎の比喩的表現は「サル」じゃなくて、「ザリ」か?
by bluepeaks | 2017-06-11 15:00 | B.A.S.S.

知られているようで知られていないザリガニの生態(その3)

ちょっと前回は内容的に肩透かし感があったように思いますが、今回はとってもためになる濃い内容になっていると思います。

さあ、早速行きましょう

タイトルは"The naked truth"

「裸にされた真実」とでも言えばいいでしょうか

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<以下翻訳>

交尾の後、雌は穴に潜り込み、受精した卵を抱卵する。雄はその後脱皮し、硬化した生殖器を分離し、身を隠す。「脱皮」こそがバスがクローフィッシュを腹一杯に詰め込むタイミング、と思われている向きもあるが、実はそうでもないかも知れない。「多くのアングラーが脱皮と春のクローフィッシュ食いを結びつけて考えているが、実際、春のバスの高活性の理由は求愛行動中のクローフィッシの無防備さによるものだ(タートリアニ氏談)」

脱皮後、雄は孤独な行動パターンへと戻る。このため、雄のクローフィッシュは求愛行動中のようにバスにとって身近な餌ではなくなる。雄は穴の中に潜り込み、夕方とか、ローライトの時など、条件があった時にだけ穴から這い出してくる。

脱皮は、オリーブやブラウンなどのカモフラージュカラーから明るいオレンジや赤へ、劇的な色的変化をもたらす。明るいオレンジや赤はバスにとっても容易に視認可能な色だ。しかし、バスは、脱皮期間中、求愛行動期間中よりも、より大きなエネルギーを費やし、より賢く動かなければクローフィッシュを捕食することはできない、ということを理解しておくべきだ。

一方の雌は、水温にも依るが、卵を30日前後で孵化させる。孵化した幼生は雌にしがみ付き、種により異なるが2日から7日おきに脱皮を繰り返す。そして、3回目の脱皮を終えると、幼生の体長は約1インチ半(4cmくらい)程度に達し、巣立つ。雌はその後直ちに脱皮し、静かな夏のローライトフィーディングパターンへと移行。岩の間で出来る限りじっとして夏を過ごすのだ。

成長可能な期間にも依るが(水温とか水域の特徴のことを言ってます)、春に生まれた大半の幼生が成熟する秋が訪れるまで、幼生達は岩場に住み着き、脱皮を繰り返す。この初夏の生育期間におけるクローフィッシュの最大の脅威はコイ科の魚やその他のボトムフィーダーであって、バスではない。

end.


というのが第3回になります。

しかし、脱皮を3回終えると体長が約1インチ半(4cmくらい)ってデカくないですか!

母親の大きさが伺い知れますね

初回にも書きましたが、大きさとか、数とか、時間とか、パラメーターは水域やクローフィッシュの種類によって異なるので、それらの数字を鵜呑みにするのではなく、あくまでもクローフィッシュの行動パターンとして理解し、タイミングを読み解くことにこそ意味がある、と理解の上、参考として下さい。

でないと「オレの知ってるザリは違う」ていうツマラナイ話になってしまうので

なんと言ってもアメリカだけでも50種類もいるそうですから。

上の幼生の大きさを見て、改めてそう思いました。

なので、改めて注意書きを(その1から引用)


「なお、文中で取り上げる数々のパラメーターや時間、その他のコンディションなどは、水域やクローフィッシュの種類、緯度によって異なるということを心に留めておいて欲しい。

その他全ての生き物がそうであるようにクローフィッシュの行動もまた、求愛、捕食、防衛により決定付けられている。つまり、そうした行動のタイミングを読み解くことこそがクローフィッシュのイミテートをバスフィッシングに安定活用していく上でのキーとなるのだ」



Bye for now
by bluepeaks | 2017-06-11 13:00 | B.A.S.S.