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フリーフォールとカーブフォール

ボトムマテリアルとか、使っているルアーとか、狙っている水深などに応じて、フリーフォールとカーブフォールを使い分けていると思いますが、先日もそんな釣りをする中、「フリーフォールした場合と、カーブフォールした場合で、果たしてこの水深で、この距離でどのくらい違いが出るんだろう???」と思ったので、早速計算してみました。

計算をシンプルにするため、アングラーの身長や腕の長さ、ロッドの長さ、ボートの喫水は無視することにします。さらに、キャストは一切のブレのないストレートキャスト、フリーフォールはライン抵抗を一切受けず着水点から垂直方向へ落ちるもの、そして、カーブフォールも表面張力の影響を一切受けず同心円状に着底するものとして計算。

まず、水深4mのフラットで20mキャストした場合の差は
a0183304_17070137.jpg
上記の条件に従えばフリーフォールした場合、アングラーと着底したルアーの水平方向の距離は20m。対してカーブフォールした場合のアングラーと着底地点との水平方向の距離は約19.6m。つまり、カーブフォールした場合、フリーフォールと比べてルアーが40センチアングラー側に着底することになります。

次に水深が倍になった場合、つまり水深8mの場合がどうなるかっていうと、

a0183304_09024694.jpg

1.67m

まぁまぁ大きな差です。

実際には水の抵抗や風の影響をラインは受けるので、どんなにアングラーがリールからラインを引き出したとしても着水点の真下にルアーが落ちることなどあり得ない訳ですし、どんなにラインを張ったとしても同心円状にカーブフォールすることもない訳です。だから、あくまでも参考値でしかないのですが、理論上、水深8mで約1.7mも手前にルアーが落ちてしまうのあれば、ディープのボトムを狙う時は、キャストする距離を調整し、よりバーチカルに狙う方がピンは捉えやすいことになります。

実際の攻めで考えれば、背の高いディープストラクチャーの場合、まずは遠目から横方向に誘うリトリーブ系のルアーでストラクチャーの上部とサイドを探って、それで反応が得られなければボートポジションをグッと近づけてボトムを丁寧に探る、という様にアプローチをわけた方が良いはず(もちろん、その日のバイトパターンが見えていないことが前提ですけど)。

そうは言っても釣りたいものだからついついプレッシャーばかりを考慮して、遠目からいきなりドロップショットを入れたりするのですが、これがなかなか思い通りに入らず、時間ばかりが過ぎていく・・・というのがディープあるある。この通り釣りをわざわざ難しくしている理由がちゃんとある訳です。

よく琵琶湖の腕利きガイドさん達が一見やる気なさそうにポイっとキャストしてる動画とかって結構ありますけど、実はアレにもちゃんと理由があるって話です。

個人的にはディープを横に探れるルアーと、ボトムの点を探れるルアーの二つを使い分けていく大切さを改めて感じた次第。



by bluepeaks | 2018-01-23 10:47 | 四方山