昨晩のことです。いつもの通り、遅めの夕食をとりながら、日テレのバラエティ番組ぐるナイを見ていると、石垣島での釣りロケがオンエア中。企画は、釣った魚の種類と、釣ったマグロの重量で勝負するというもの。

石垣島というロケーションもあり、キハダが次から次へと釣れる日和もあり、なにより視聴者を楽しませるお笑いのパフォーマンスもあり、高１の長女をはじめ、家族全員の口から「あぁ、釣り行きたい！」という信じられない言葉が・・・。

我が家でこんな事ってフツーにないんです。

他の家庭に比べると小さい頃から釣行経験は豊富な方だと思います。バス釣りに行ったり、管釣りに行ったり、ワカサギ釣りに行ったり、キス釣りに行ったり、シーバス釣りに行ったりと。まぁまぁいろいろ経験している方だと思うんです。しかし、未だかつて、彼らの口から自発的に「釣りに行きたい」とは聞いたことがなかった。

なのに・・・テレビ一発で全員が「釣り行きたい！」となるのです。

オヤジの日々の説得なんかテレビの力の前ではゼロみたいなもんです。あぁ、なんというこの無力感・・・ってか、やっぱり凄いんです、テレビの力。つまりです、リクリエーションとしての釣りの地位を向上させる方法って、こういう事なんだと思います。

軽い衝撃を受けた夜でした。