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North Fork Compositesの魅力を紹介


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フレックスコートのトリセツ(総集編)

個人ビルダーさんのため、フレックスコート製品に添付されている取り扱い説明書(TIP集)の日本語訳をまとめて上げておきます。なお、この訳文は、フレックスコート社の監修を受けたものではありませんので、あくまでも個人の参照に利用の範囲を留めて頂きますよう、お願いします。


Tip #1

混合する前にレジン(A剤)と硬化剤(B剤)を温めましょう。温めることにより溶剤の粘度が下がりますので、より正確に計量することが可能となります。また、混合の過程で発生するバブルをより短時間で除去することが可能となります。さらには、粘度の低下により、エポキシがより早くスレッドに染み込みますので、塗りが容易になります。ボトルの温めには、ランプ、ヘアドライヤー、湯煎、その他の熱源が利用出来ます。ただし、ボトルを手で持つことが出来る程度に(80度未満)留めましょう。夏季など、場合によっては、この工程は必要ないかも知れません。

Tip #2

レジン(A剤)と硬化剤(B剤)を正確に計量することはとても重要です。計量にはフレックスコート製のシリンジを利用しましょう。ミキシングカップでは、正確に計量することが非常に困難なので、使用を避けましょう。もしそれでもミキシングカップを使いたいのであれば、精度を上げるために双方少なくとも5cc以上を混合するようにしましょう。

Tip #3

正しく混合するため、レジン(A剤)と硬化剤(B剤)は、使い捨てのミキシングカップ、もしくは、アルミホイル上で混ぜましょう(紙など、表面がザラザラとしたものは混合に適していません)。混合には、ロッドビルディング用に販売されている使い捨てのプラスチック製ブラシの柄など、角が立っておらず、表面がザラザラとしていないサジを使いましょう(訳者注:フレックスコートの名で木製の混合用のスティックが提供されていた様な気がするけど、気のせいか?)。そして、レジンと硬化剤が均一にクリアになるまで混合しましょう。混合具合が確認しやすいので、出来るだけ明るい所で作業するようにしましょう。

Tip #4

小さなミルキーバブルの発生を抑えるため、ゆっくり撹拌しましょう。また、紙製のカップや紙面、木製のサジなどの使用は避けましょう。表面がザラザラとした器具は、ミルキーバブルの発生原因となります。レジンと硬化剤を混合する前に温めることにより、ミルキーバブルの発生の大半を抑えることが出来ます。

Tip #5

ガイドの足回りのエポキシのひび割れを避けたいのであればカラープリザーバーの使用を避けましょう。レジンと硬化剤を正しい比率で混合することにより、ひび割れの発生も抑えることが出来ます。

Tip #6

エポキシ内に閉じ込められたバブルやガイドの根本に付着したバブルは、放置することにより自然に除去することが出来ます(訳者注:事前にレジンと硬化剤を温めた場合にのみ期待出来る効果だと思います)。また、プロパンガスのトーチの火をかざすことにより、バブルを除去することも出来ます(訳者注:アルコールランプなんか使っていないですよね。回転寿司とかにある炙りずし、あれに使うボーっと凄い勢いで青い炎が出るトーチの利用を進めていますね)。火の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう(皆さんも注意して下さいね)。

Tip #7

シリコンの混入に注意しましょう。ドラッグストアで売っている医療用のシリンジや抜糸で使う一部のモノフィラメントラインにはシリコンが付着しています。シリコンの付着により、エポキシのノリが悪くなり、はじき、フィッシュアイ(小さいエポキシの塊)、えくぼなどの原因となりますので、専用のシリンジを使いましょう。

Tip #8

レジンと硬化剤が正しく計量されいなかったり、混合が不十分であったりすると、いつまでたってもエポキシが硬化しない状態に陥ることがあります。こうした場合は、再度、正しく計量し、正しく混合したエポキシを、硬化不全のエポキシに上塗りすることにより、修正することが出来ます。

Tip #9

スレッドのカスレやホツレ、飛び出してしまった終端は、一度、エポキシを完全に硬化させた後、良く切れるカッターやナイフでカットし、再びエポキシを塗ることで修正することが出来ます。

Tip #10

混合用ポットの寿命は、混合後、アルミホイル製の平らな容器へと移し替えることにより、延長することが出来ます(訳者注:ここで言う混合用ポットとは、ミキシングカップのことを指しているのか否か不明。仮にミキシングカップだとすると「使い捨て」が前提だったはず)。

補足説明あり

Tip #11

エポキシの黄化の原因は、ラッカーベースのカラープリザーバーの利用、レジンと硬化剤の不完全な混合、不正確な計量によるものです。

Tip #12

薄塗り仕立てとする方法には3つあります。一つは、硬い筆を使うこと。硬い筆により、エポキシを均等に、そして、薄く塗ることが出来ます。そしてもう一つがレジンと硬化剤を良く温めてから混合すること。それ以外には、薄塗り用に提供するフレックスコートライトを使用することです(訳者注:なるほど、宣伝でした)。

Tip #13

破損したガイドは、ブランクに傷を付けないよう、スレッドごとはぎ取りましょう。カラープリザーバーが使われている場合、エポキシとスレッドは、より容易に取り除くことが出来ます。カラープリザーバーが使用されていなかった場合は、根気よく綺麗にエポキシとスレッドをそぎ落としましょう。なお、薄め液で硬化後のエポキシに取り除くことは出来ません。

Tip #14

一度凍ってしまったフレックスコートカラープリザーバーは凝固しますので、二度と使用することは出来ません。

Tip #15

寒いところに長期間保管されていた場合など、特定の環境下に放置されたレジンは、はちみつと同様、結晶化することがあります。こうした結晶化したレジンは、湯煎により元の状態に戻すことが出来ます。結晶化により、レジンが質的に変化することはありません。

Tip #16

ロッドドライヤーを持ちあわせていない場合は、ダンボール箱の上部に∨の字の切り込みを入れることにより、代用することが出来ます。

Tip #17

フレックスコートの使用に適した室温は18度から32度です。

Tip #18

シリンジを都度クリーナップする必要はありません。硬化剤と混合されていないレジンは硬化することがありませんので、ピストンをシリンジ中央部まで引き出し、レジン用、硬化剤用に分け、収納、保管して下さい。なお、筆やその他のツールは、硬化する前にアセトンやラッカー、シンナー、エポキシ用シンナーなどで洗浄して下さい。こうした洗浄は、野外、もしくは、室内であれば良く換気しながら行なって下さい。

Tip #19

フレックスコート製品は、殆どのロッドコンポーネントサプライヤーを通じて入手頂けるはずです。お客様が日頃お取引されているフレックスコート・ディーラーにおいて、必要なものが入手出来なかった場合、是非、お知らせ下さい。また、このマニュアルに関して、ご質問やご要望があれば、何なりとお問い合わせ下さい。喜んで対応させて頂きます(訳者注:フレックスコート社が問い合わせに喜んで対応します!、という意味になりますので、この点、お間違えのないようご注意下さい)。
by bluepeaks | 2012-08-20 15:06 | グッズ