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EPM

EDGE便が無事今朝到着。

まったくいつもの事ながらギリギリのタイミングです。

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極東の島国に生まれ育った身としては毎回ハラハラドキドキなんですが、こうしたギリギリのタイミングばかりが続くと、怖いもので段々と麻痺してきます。かれこれメリケンと仕事をして20年近くが過ぎようとしていますが、その中でもノースフォークの連中はかなりギリギリの線で攻めてくるタイプ。だから、計画通りに物事が進まないとイライラしゃちゃう人なんかもう一発でクラクラ、ノックアウトですね。

で、こちらが土曜日から展示する予定のEDGE Pace Maker(エッジ・ペースメーカー)、通称EPMです。

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展示モデルは本日現在アメリカで販売されている以下のモデルになります。

EPM C 6103-1:6'10"マルチパーパスキャスティングロッド、ミディアムライトパワー
EPM C 735-1:7'3"マルチパーパスキャスティングロッド、ミディアムヘビーパワー
EPM C 736-1:7'3"マルチパーパスキャスティングロッド、ヘビーパワー
EPM CB 7104-1:7'10"クランキングロッド、ミディアムパワー
EPM CB 724-1:7'2"クランキングロッド、ミディアムパワー
EPM FC 767-1:7'7"フリッピングロッド、エクストラヘビーパワー
EPM S 6103-1:6'10"スピニングロッド、ミディアム・ライト・パワー

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リールシートにはアルプス社のテックスタッチ・グラファイト・リールシートを採用。トリガーの両サイドにウィンドウを設け、深く切り込みを入れることにより、サミングする親指とトリガーをホールドする人差し指の距離を近づけ、より繊細なサミングコントロール、キャスト時のリストの自由度向上、よりコンパクトなパーミング性を狙った設計。

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リールシート全体を細身に仕上げるだけでなく、リールのホールド性も高めるため、マシンカットのダブルナットリングを採用。さらに、テキサリウムウーブンのインサート(シルバーの部位)を採用するなど、個性と機能が際立つリールシートです。

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そして、アメリカンロッドのマストコンポーネントとも言えるフックキーパーを全機種標準装備。

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これまた昨今のアメリカンロッドらしい小さなバットキャップ。

と言った仕立てでございます。

クリフ・ペイスがエリート戦を戦うためにブランクからデザインに関わり作り上げたロッドがEDGE Pace Makerになります。

アメリカンロッド好きの皆様だけでなく、質実剛健で且つ個性際立つロッドをお探しの方、是非、お立ち寄り下さい。
by bluepeaks | 2017-02-16 17:36 | EDGE

EDGEトライデント

EDGEブランドからオールがリリースされます。そう、船を漕ぐあのオールです。今まではシャフトだけ売っていたのですが、今回、アメリカのアイスホッケースティックメーカーとの共同開発により実用に耐えうる強度と軽さを備えたカーボンブレードの開発に成功。

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と言ってもレース艇のものじゃありません。

そこはゲイリーですから・・・

これもあくまでも釣り用です。

オール?釣り?

何それ、という人のために、

どんな釣りか?っていうと・・・

百聞は一見に如かず、こんな感じです。

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アメリカ本土やアラスカではこうした平底のアルミボートを使って川で釣りをします。

まず、上流までトレイルしていって、そこから丸1日かけて釣り下ってくる・・・そんな釣りです。

今まではグラスファイバー製のものがメジャーだったのですが、グラスファイバーだと、どうしても強度を出そうとすると重くなってしまう。

そこで培ってきたカーボンの成形技術を応用し、作ったのが今回のオール。

商品名は

EDGE Trident(エッジ・トライデント)

今後、クラウドファンディングで出資者を募る予定とか。

日本でもこういう遊びがあったらなぁ・・・
by bluepeaks | 2017-02-02 14:33 | EDGE

工場移転のお知らせ

はっきりとしたスケジュールが最後まで出なかったため、一部の方しかお知らせしておりませんでしたが、ノースフォークコンポジットは2017年1月、工場を移転しました。

移転・・・

と言っても遠くの街に引っ越したのではなく、創業の地ワシントン州ウッドランドの街中への移転です。

理由は生産キャパシティ拡張と、それまで各所に散らばっていたディビジョンの集約。

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昨年basser誌に取り上げて頂いた工場はゲイリーの敷地の中の一角に建てられたガレージ。ただガレージと言っても皆さんが普通に想像するガレージとは規模が異なる、それこそ工場と呼べる規模の建屋だったのですが、それでもスペースが足りず、今回の移転と相成った次第です。

今回の移転を振り返ってみると、ゲイリーって本当に運のある人なんだな〜、と思います。

何故って、この工場移転の話が持ち上がって来た頃、トランプはただの大統領候補。

その後、正式に次期大統領候補へ。

で、そんなトランプが掲げる政策の一つ(数少ない具体的な政策の一つ)が国内製造業の復活(製造業の復活というよりも国内生産へのシフト)。

ごく一部のメーカーを除き、大半が中国や韓国などでロッドを作っている現在、この政策がいきなり施行される訳ですから、そりゃ、皆一斉に米国国内でロッドが生産出来るメーカーに目を向ける訳で、そんな最中に新しい工場が完成するという・・・

これ以上ありますか?

やっぱり何かが違うんだよね、と心底思わされます。
by bluepeaks | 2017-01-10 09:15 | お知らせ

MADE IT!

ホントに今回こそはギリギリのタイミングで、本日、EDGE Pacemakerのファイナルサンプルが届きました・・・

スッカスカの箱に入れられて、飛行機に乗って、太平洋を渡って、皆様に見て頂くため、遥々アメリカ合衆国ワシントン州ウッドランドの街からやってまいりました。

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まぁなんにせよ間に合ったのでヨシとしますか!(ってこれが良くないのかもしれない・・・)

ということで、今週末の2016 Basser Allstar Classicsの会場では

- Hybrid S2 Advanced Cranking ROD
- J Custom 2.0
- EDGE First Strike
- EDGE Pacemaker

を展示させて頂きます。

あわせて今回は、今夏より取扱いを拡大したROD Glove社のロッドチューブをバサクラ特別価格にて提供させて頂きたいと思います。

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ではでは、皆様のお越しをお待ちしております。
by bluepeaks | 2016-10-27 17:44 | EDGE

EDGE NEW ROD ; PACEMAKER(ペースメーカー)

EDGEブランドから新しいバスロッド「ペース・メーカー」シリーズをリリースします。

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ロッドデザインは2013 Bassmaster Classicチャンプのクリフ・ペイス(Cliff Pace)

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Source from Cliff Pace Fishing on Facebook

そう、それ故の"Pacemaker(ペースメーカー)"

関東の皆さんに、このロッドを見て頂く最大のチャンス

2016 Basser All Star Classicに展示すべく、

7月くらいからアメリカ側と調整を進めきたのですが・・・

これがナント、

本日現在、

水曜日の今日、

イベント3日前の今日になっても

まだ展示用サンプルが届いていないという事実。

じゃあ、今、何処にあるのか?と言えば

ただいま成田空港で通関中でございます。

一時はそのあんまりなアメリカンなノンビリっぷりから諦めかけたのですが、このまま何もなければ間に合いそうです。

そう、何もなければ・・・

あー、間に合って欲しい・・・

こうやって20年くらいアメリカンとこんな調子で仕事していると、

日本にいながらにして、だんだんと感覚がアメリカンになっていくんです。。。

カモーン、通関士!
by bluepeaks | 2016-10-26 10:42 | EDGE

リネンファイバー(その4)

さて、一連のリネンファイバーネタは今日で一旦終了とするつもりです。

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その最終回はリネンの毛羽立ち、つまり、素材としての適度な「粗さ」がもたらすものについて。

それは捻れに対する柔軟性。

これを伝えるちょうど良い写真が手元にないので、文字のみとなりますが、それこそティップを指先で摘んで、クルッと1回転させることだって出来ます。これはリネンの繊維として粗さによるもの。繊維の1本1本が言ってみれば「アンカー効果」を発揮して、互いに絡みつくので、捻っても破断しない、という訳です。

グラスのソリッド素材でも同じような特性が見られますが、中空構造であるリネンの場合、きっとグラスよりも遥かに軽く作ることが出来るはず・・・。

なんだかこれまた応用の範囲が広がりそうな予感でございます。

ということで、2016年5月31日、ゲイリーの75回目の誕生日にリリースした新素材リネンファイバーを使ったEDGEフライロッド"En.V(エンヴィー)"と、フィッシングロッド用の新マテリアルであるリネンファイバーの話は一旦ここで終了とさせて頂きます。

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写真のゲイリー、いったい何歳だ?
by bluepeaks | 2016-06-09 09:29 | EDGE

リネンファイバー(その3)

昨日の続きです。

そんなレジンマトリックス(樹脂母材)を新たに開発することにより製品化に至ったリネンファイバーロッド"En.V(エンヴィー)"ですが、そこには天然素材ならではの制約があったりします。それは長さ。どのようにして植物としての麻から繊維を取り出しているのか、詳細はわかりませんが、繊維を取り出す麻の背丈は2mから3m程度。素人考えでは、背丈が2mもあったらもっと長い繊維が取り出せるんじゃない?、と思うのですが、そうもいかないようで長くてもせいぜい30インチ(約76センチ)なんだとか・・・

もう「ピーン」と来ましたよね!

そう、だから、マルチピースが広く普及するフライロッドが第一候補になった訳です。

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ブランクの特性的にはスローなトップウォーターの竿なんかにしたら面白いんじゃないか?と思うんですけど、少なくとも現在の製法では、ワンピースは無理・・・ってことになります。少なくとも現在の製法ではね。

これがリネンファイバー特有の制約となります。

さて、以下はEn.Vのブランクをマクロ撮影したものですが、ご覧の通り、表面は繊維で若干、毛羽立っています。

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写真はプロトモデルであり、最終的に製品として提供する予定のロッドの仕上げは、もっとちょっとだけ滑らかになる予定なんですが、実は、この麻ならではの毛羽立ちがロッドとしての機能にとんでもないメリットをもたらすんです。

と、いうことで、続きはまた明日。
by bluepeaks | 2016-06-08 11:34 | EDGE

リネンファイバー(その2)

リネンファイバーの話に入る前に"En.V(エンヴィー)"という今回のフライロッドのプロダクトネームについて触れてみたいと思います。

"En.V(エンヴィー)"は、「環境」を意味する"Environment(エンバイラメント)"、の頭の3文字を取ったもの。そこに込められたメッセージは、天然素材であるリネン(麻)を使った、自然環境に配慮したプロダクト。それ故の"En.V(エンヴィー)"でございます。

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リネンをメインマテリアルとするプリプレグ、そして、そのプリプレグにより製造されたロッドそのものについては、今回、世界初の試みになる訳ですが、ご存知の通りリネンそのものは、大昔から人類が活用してきた繊維の一つ。今でも家庭菜園なんかで使う「麻紐」なんかがその代表格と言えるでしょう。

そんな人類とは付き合いの長いリネンなんですが、リネンファイバーは既に他の産業でも利用されていて、例えばギターとか、ウクレレとか・・・

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スタンドアップパドルボードとか、パドルそのものとか・・・

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さらには、自転車のフレームとか、住宅建材としても利用されています。

で、そんな言って見れば汎用マテリアルであるリネンファイバーを使ったロッドがEn.V(エンヴィー)な訳ですが・・・

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素材としてリネンは、軽くて、そして、柔軟性に富んだ繊維と言えます。このリネンがロッドの製造に広く使われているその他の素材と、つまり、グラスとか、カーボンとかと比べて何が大きく違っているのか・・・と言えば、それは繊維としての構造にあります。リネンは中空構造なんです。繊維の1本1本を顕微鏡で見れば、中が空洞になっているんです。これがあるが故に、キャスターは、今までに味わったことのない一見オールドスクールなスローなアクションでありながらも、ティップはカーボンの如く、クイックに、そして、スムースに収束していく訳です。

既に述べた通りリネンファイバーそのものは決して新しいものではありません。でも、今日まで誰もそれをフィッシングロッド用のマテリアルとしては使ってこなかった。何故か?それはプリプレグと呼ばれるシート状に加工する際の樹脂母材(レジンマトリックス)がなかったから。そうなんです、今回、ノースフォークコンポジットでは、このリネンファイバーをフィッシングロッド用の素材として使えるようにするために新たにレジンマトリックス(樹脂母材)も開発したのです。これがあって中空構造であるリネンの素材特性をフィッシングロッドに応用することが出来るようになった・・・という訳でございます。

じゃあ、そんな素材を何でもかんでも使えるのか・・・というと、実はそんなことはなくて、天然素材ならではの制約があったりする訳で、その話はまた明日。
by bluepeaks | 2016-06-07 11:00 | EDGE

リネンファイバー(その1)

2016年5月31日、ゲイリーの75回目の誕生日に天然素材である「麻」を使った新素材「リネンファイバー」によるフライロッド"En.V(エンヴィー)"をEDGEブランドからリリースしました。

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リネンファイバーで作られたフライロッドは、全体にグラスファイバーの様なスローなアクション。しかしながら、そのティップの戻りはカーボンの如くスムースにしてクイック。グラス最大の欠点であるティップセクションのバタつきもなく、「スッ」と収束します。なので、グラスのようにスローに振りながらも、最後のシュートでカーボンの如く弾け飛んでいくロッド。カーボンロッドでフルライン出せる人なら容易にフルライン出せるでしょう。因みに現地では7番を投げましたが、いつも通りに振って、フツーにフルライン出ました(僕なんか、もう、はっきり言ってなんちゃってキャスターですけどね)。

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写真はプロトタイプですが、表面はまるでウッドのようです。今後、アメリカ最大のトレードショーICASTに向け順次拡充され、日本の渓流に最適な3番もラインナップされる予定です。ただし、当面は、フライロッドのみの展開となります。

グラスファイバーの様にスローでありながら、クイックでスムースなティップ???

そんな理由を含め、明日から数回にわけて紹介していきたいと思います。
by bluepeaks | 2016-06-06 14:37 | フライフィッシング

新規EDGEディーラー:スマイル様

2016年4月5日より、広島県福山市のフィッシングプロショップスマイルさんにおいてEDGE First Strikeをお取り扱い頂くことになりました。お近くにお住まいの方、是非お立ち寄り下さい。

フィッシングプロショップスマイル様

全国のEDGEディーラーについてはこちらで確認頂けます。
by bluepeaks | 2016-04-05 14:22 | EDGE