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ソコヂカラ

限界を超えるか超えないか、そんなギリギリの線で初めてわかる力が底力

この場でも何回か取り上げましたがノースフォークコンポジットのブランクはゲイリーお手製のローリングマシンで作られています

その巻き付け圧力250psi

じゃあ、釣り人的に、この250psiの何が嬉しいか?

250psiの恩恵を一番わかりやすく感じ取れる瞬間は

大きな魚を掛けた時

残念ながら小さな魚じゃ実感出来ません

最初は「高いブランクだな〜」となんとなく釈然としないようなモヤモヤ感を抱いて人が

後日、血相を変えて「言ってた意味がわかりましたよ〜」とリピートオーダーと共に連絡して来るのがそんな時

写真のブラウンは先日長野県の犀川で釣られた58センチ

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ロッドは渓流用にビルドしたFW602-1(IM)カスタム

想定を遥かに超えたサイズ

ほら、指5本を軽く上回っています

a0183304_1743123.jpg


a0183304_1745536.jpg


半信半疑が確信に変わった瞬間

ロッド FW602IM
リール アルデバランBFSXG
ライン PE0.6号
リーダー 10lb
by bluepeaks | 2017-06-13 17:46 | ブランク

相反する特性

業界標準のローリングプレッシャーが60psi

対して、このゲイリーが自らの智慧と経験を注ぎ込んで自らの手で作り上げたハイプレッシャーローリングマシン(写真右)だと250psi

a0183304_9553814.jpg


約4倍!

これがあるからこそ

高弾性素材ならではの軽量感と、高弾性素材ではありえない粘りを両立させることが出来る訳です

ではそれが釣り人に何をもたらすのか?

例えばそれは

飛距離だったり、

キャスティングアキャラシーだったり、

リフティングパワーだったり、

ランディング時の懐の深い粘りであったりする訳ですけど、

人によってはそれは総合して「安心感」なんて言葉でまとめたりします

そんなお客様の一人から頂いた水の清らかさが伝わって来るような写真を頂きました

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レインボー50センチ

高弾性素材であるHMを使用したMB662-1-(HM)をベースにしたカスタムロッド

キャスティングアキャラシーと手返しを高めるため、敢えてベイトキャスティングリールでPEラインを使用

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サイドキャストからフリップキャスト、ピッチングとキャスティングスキルを駆使しながら小渓流を徹底的に攻めるならスタイルはこうなりますよね。

流石でございます

ご馳走様でした
by bluepeaks | 2017-05-27 10:17 | カスタムロッド

ウェルカムバック!

5年くらい前にブランクを買って頂いたお客様から昨日突然メールを頂きました。

以下引用です。

「あれから細々とロッドビルディングを続けております。実はNFC以外にも安くて素晴らしいブランクがあるはずと思い、他社ブランクを購入して10数本ほどロッドを組んでいました。

ロッドビルダーなら誰でも知っているアメリカのメジャーブランドからバスとしてはマイナーなグラスファイバー専門ブランドまで、ほぼ全てのブランドに手を出しました。

しかしながら、私にとってNFCブランクを越えるものはありませんでし、実釣においての操作感と安定感、さらにキャッチに至るまでの確実性にいたるまで、私が使用する限り、総合的にみてNFCを越えうるブランクは皆無でした(惜しいブランクはいくつかありましたが…)。

そんな訳で結局のところNFCブランクへと完全回帰しそうです。こんなことなら継続してNFCでロッドを組むべきであったと反省している次第です。正直なところ、えらい回り道をしました」



ブランクなんて大差ない

なんて言われる方もおりますが、こうして回り回ってまたNFCに戻って来て頂けるなんて嬉しいじゃありませんか!

パッと見はただの無垢の炭素の棒です

でも、それは、釣りのことだけを考えて、より良いブランクを作るためだけに40年の歳月をかけて磨き上げてきたゲイリーが作ったブランク

ウェルカムバック!

あんまりにも嬉しかったので、ブログで取り上げさせて頂きました。
by bluepeaks | 2017-05-13 09:45 | ブランク

ハイブリッドS2

以前にもブログで紹介させて頂いた九州の軍曹さんからまた釣果報告を頂きました。

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「愛用のハイブリッドS2は、昨年の竿下ろしの50アップに始まり、2017年1月の初バスの53cm、そして今回の54cmと素晴らしい釣果をもたらしてくれています」

2017年5月6日 6:30頃 54cm 福岡県某クリーク 水温26.0℃
ロッド:NFC CB705-HS2ブランク 自作カスタム7ftクランキングロッド
ガイド:T-KWSG10101
リールシート:SKTS
グリップ:EVA リアグリップ長寸220mm
リール:タトゥーラXHL
ライン:フロロカーボン16lb
クランク:KVD2.5


初めてのカスタムロッドで50アップの連発だとか!

こりゃもう生涯抜けられなくなってしまいましたね・・・

Welcome カスタムロッドワールドへ
by bluepeaks | 2017-05-09 14:27 | ブランク

バルサならわかるロッドの復元力

先日「軽くしたいんだけど安易に軽く出来ないロッドの代表格がフライロッド」って話を取り上げましたが、ルアーのキャスティングでもロッドの復元力を比較することが出来ます。その一つがタイトルにあるバルサ製のルアーを投げること。それもクランクベイトじゃなくて、空気抵抗の大きいミノーの方が差が出やすいです。市販品で言えばラパラF11とか、ブラウニーとか、そんな感じのミノーがいいです(F13だとそこそこウェイトもあるので、敢えてのF11)。

バルサミノー自体、比重が低いからアングラーが意識してロッドをしっかり曲げて、エネルギーをロッドに溜め込まないと飛びません。だから、ロッドの復元力が飛距離に出やすいんです。

もちろん、意識的にロッドが曲げられて、しっかりと溜めを作ったキャスティングが出来ることが条件ですけど。

是非、一度、釣れない時間帯の遊びとして試してみることをお薦めします。

そんなことを繰り返していくと、単に軽いだけの竿では、同じルアーでも飛距離が出ない、精度が出ない、ってことが見えてくるはずです。

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写真のルアーはプラですけど、この岩魚を釣ったアングラーさんから気付きのネタをシェア頂きました。
by bluepeaks | 2017-04-29 14:19 | ブランク

オフショアGO! GO!

日本海での一コマ
昨年あたりから本格的に進めてきたオフショア用ブランク開発
周囲の熱狂的サポートアングラーの協力もあり、今のところ順調に進んでいます

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以前にもお伝えしたS2グラスティップの鯛ラバ用ブランク(通称パンダ)もスーパーいい感じです。

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予期せず掛かってしまったワラサもS2グラスが粘りに粘って

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針が延ばされてもこうしてランディング出来る訳で、乗せと掛け、そして、魚を浮かせるバットパワーのバランスも大凡見えて来ました(写真でもバットが曲がり過ぎずしっかりと負荷を受け止めているでしょ!)

残雪残る山々を眺めながらのオフショアフィッシングって、太平洋ではまず見られない光景

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これからますます面白くなってきますよ
by bluepeaks | 2017-04-26 09:09 | ブランク

マテリアルの差

「ここまで来ちゃうとIMでもHMでもアングラー側で差を感じられないんじゃないんですか?」

と(褒め言葉として)言ってたお客様から暫くして電話がかかってきて・・・

「すみません、前言撤回。お店じゃあんまりわからなかったけど、現場で違うと全然違いますね」

と頂いた写真

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同じマンドレルで巻いているので、ブランクが細くなればなるほど、そして、全長が短くなればなるほど、使う素材の総量が少なくなるので、相対的な差が出にくくなり、フィーリングの差も感じにくくなるものですが、それでもやっぱりマテリアルが作り出す差って絶対にあるんです。

勿論、釣りを始めて昨日今日の人には残念ながらわからないでしょう。でも、やり込んで来た人ならきっとわかるはずです。

どちらがいいとか、悪いとか、そういう話じゃありません。釣り竿は最終的には好みだと思うんです。筆みたいなもの。だから、ある人にとっては最高の筆でも、他の人にとっても別の筆が最高であったりする訳です。でも、きっと使う素材の差、筆で言えば毛の部分にはやっぱり素材としての差が出ると思うんですよね。

弘法大師もきっと選んでいたと思うんですよ、筆を。
by bluepeaks | 2017-04-17 15:05 | ブランク

EDGE PACEMAKERの提供予定について

昨年のBasser All Star Classicで一部のサンプルを先行展示し、2017年のKeep Castで全モデルを展示したEDGE Pacemaker(エッジ・ペースメーカー)ですが、本日現在、米国工場側で出荷体制が整っておらずご注文をお受けすることが難しい状況にあります。引き続き工場側とは調整し、安定出荷が可能となりましたら改めてお知らせしますので、暫くお時間を頂きたく、お願いします。

工場移転の影響が未だ収束しておらず、EDGEロッドのみならず多方面にご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。

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by bluepeaks | 2017-04-13 16:03 | EDGE

マグバス(その2)

前回の続きマグバスネタです。今こうして読み返してみると、やはり文字だけではちょっとわかりにくかったかと思うので絵を描いてみました。

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上の図のどちらもバット径は一緒です。そして、ティップ径も一緒です。違いは絞られ方です(ここについて言及していませんでした。すみません)。

で、上がマグバステーパーで、下がノースフォークコンポジットで言えばスピンジグなどで採用されているテーパーです。

マグバスがブランク全体がしなやかに曲がるのに対して、スピンジグの場合、曲がる部分がティップ側に寄っている、つまり、ティップアクションであることがわかるかと思います。もちろん、実際には、カッティングパターンだったり、素材の硬さ(弾性率)だったり、素材の組み合わせだったり、複数の要素の融合によって最終的なアクションが作り出されるので、そんなに単純ではないのですが、「マグバス」で言うところの「マグナムテーパー」の特徴を言い表せば、まぁこういうことです。
by bluepeaks | 2017-02-25 08:44 | ブランク

マグバス(その1)

最近、自分でロッドをビルドするお客様が増えて来たように感じる今日この頃です。

で、そんなお客様達からまぁまぁ聞かれることがあるので、今日は、この場で取り上げてみることにしました。

それはタイトルにあるマグバス。

マグバスって英語で書けば"MAG BASS"で、この"MAG"は"MAGNUM"の"MAG"です。

だから、正式には"MAGNUM BASS"になります。

じゃ、そのマグナム・バスって何よ、って話ですが、実は、このマグナム・バスの後ろには言葉が隠れています。その隠れている言葉とは「テーパー」。そう、ブランクの物理的な形状を表現する言葉であるテーパーです。

つまり、マグバスとは正しくはマグナムバステーパーになります。これはマグナムテーパーのバス用のブランクという意味です。「バス用のブランク」については、解説の必要などないと思いますので、省きます。

で、やっとここからが本題です。

じゃ、マグナムテーパーって何だ?って話ですけど、マグナムテーパーとは、ティップ径とバット径の差が大きく違う物理形状からなるブランクのことです。ティップとバットのギャップが大きいことを「マグナム」と表現している訳です。

この例に限らず、アメリカ人の場合、ネーミングには必ずと言っていいほど、ちゃんとした意味を込めるので、言葉本来の意味を知ることで、その製品が生まれたバックグラウンドや必要性なんかも窺い知ることが出来るもんです。

で、話を戻すと、ティップ径とバット径の差が大きい、ギャップの大きい形状になるとブランクはどうなるか?ということですが、そのような物理形状のブランクの場合、ブランク全体がしなやかに曲がる、という特性を見せます。では、全体がしなやかに曲がることにより、釣り人的にはどう感じるか?というと、

例えば・・・

キャスティング時にはスィートスポットが大きいように感じたり・・・
フッキング時にはフッキングストロークに余裕を感じたり・・・
ランディング時には粘り、追従性の高さ、懐の深さを感じるたり・・・

するはずです。

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そんなアドバンテージをアングラーにもたらすテーパーデザイン、それがマグバスです。

こうして書くと必ず「バスって書いてあるからバス以外には使えないの?」と聞かれることがあるのですが、そんなことは全くありません。ソルトのジギングに使っているお客様もいます。トラウトロッドに使っているお客様もいます。そんなマグバスはとても汎用性の高いデザインになっています。

マテリアルの質もローリングの技術も今とは全く違う環境において、こうしたギャップの大きいマグナムテーパーブランクの製法をいち早く確立した功労者こそがゲイリー。今では各社からMBXXXというパーツナンバーの製品がたくさん出ていると思いますが、その全ての起源がゲイリーという訳です。

なので、まず最初の1本に迷ったらマグバス(MAG BASS)をお薦めしたいと思います。
by bluepeaks | 2017-02-23 14:37 | ブランク