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ローリング・マシン(その2)

ノース・フォーク・コンポジットのコア・コンピテンス(価値を創り出している源泉)は、カーボン・ペーパーを鉄製の芯であるマンドレルに巻きつけるための「ローリング・マシン」に依るところが大きい、差別化のポイントは大きく2つ、1つは、その巻きつけ圧力、最高で450psiまでの圧力で、カーボン・ペーパーを巻きつけることが出来る、と昨日はここまで説明しました。

さて、今日は、2つ目の差別化ポイントにつき、紹介したいと思います。その前に、「そもそもローリング・マシンって何だ?」という方が大多数だと思いますので、まずは、この写真をご覧頂きたいと思います。
a0183304_96311.jpg

全景を公開することが出来ないので、部分写真となりますが、これがノース・フォーク・コンポジットで使用しているローリング・マシンです。この写真には巻きつけ途中のカーボン・ペーパーが写っていませんが、下に見える濃いグレーのテーブルと、シルバーのプレス台との間に、カーボン・ペーパーを巻いたマンドレルを置いて、画面中央に見えている圧力ゲージで圧力を確認しながら、職人が1本、1本、ロールしているのです。

ノース・フォーク・コンポジットが誇るローリング・マシンの特筆すべき2つ目の機能は、実はこの写真に既に写っています。それは、プレス台の最下部にある横に連なり配置されている小さな四角形の接地面です。これは、わずかな接地角度の調整も可能な接地面で、細かく角度を調整するからこそ、テーパーの付いたマンドレルに対して、均一に同じ力をかけることが出来るのです。

想像してみてください。言ってみれば「お箸」のような傾きの付いたマンドレルに対して、真上から接地面の角度調節なしに力をかけた時のことを。力は接地している部分にのみ強く加わり、大半はテーパーの傾きに沿って逃げて行くはずです。結果、圧力の偏りにより、マンドレルは勝手に転がっていくはずです。転がるということは、垂直方向に力が働いていない、ということです。

ノース・フォーク・コンポジットでは、デザイン・パターンに沿って、職人が、この小さな接地面の角度を一つ一つ調整しながら、ブランク全体に偏りなく圧力が加わるよう、1本、1本、生産しているのです。

ところで、なぜここまでして圧力を均一にかける必要があるのでしょうか?それはブランクの仕上がりに大きく影響を及ぼす、「密度」を高めたいからです。密度を高めることにより、ブランクは、よりしなやかで、よりシャープなフィーリングを釣り人にもたらします。釣り味だけではありません。強度も格段にアップします。他のメーカーさんがアピールする「低レジン」も、この密度を高めるための1手段なのです。

ブランク全体に、均一に力をかけ、密度を高める、結果、よりしなやかで、よりシャープなフィーリングと、懐のの深い粘りが得られる、このためのローリング・マシンなのです。

ちょっと脱線しそうな展開になりつつあるので、この辺でストップさせて頂きます。

今回、皆様にお伝えしたかったことは、釣り人が楽しい、と感じるフィーリングを高めるために、Gary Loomisはここまで製造プロセスと、その生産機械にこだわっている、ということです。
# by bluepeaks | 2011-04-08 10:30 | ブランク

ローリング・マシン

さてさて、昨日は、ブランクの製法こそがノース・フォーク・コンポジットのコア・コンピテンス(「価値を創り出す源泉」とでも表現すれば良いのでしょうか)である、というところまで説明させて頂きました。今日は、その製法について、少し掘り下げてみたいと思います。

昨今では、ネット上でもカーボン・ブランクの製造方法が解説されていたりします。そして、それらのプロセス自身、だいたい何処のメーカーであっても似たり寄ったりで、皆さん以下のような工程で製造しているはずです。

1.カーボン・ペーパーをデザイン・パターン(型紙)に沿って、裁断する
2.裁断したカーボン・ペーパーを鉄製の芯であるマンドレルに巻きつける
3.カーボン・ペーパーを巻きつけた上にさらにセロファンをラッピングする
4.釜に入れて焼く
5.焼き上がったら釜から出してマンドレルを抜く
6.セロファンを剥がす
7.表面に出来た凸凹を研磨する

これらのプロセスにおいて、Garyがノース・フォーク・コンポジットの価値を創り出す源泉と説明しているのが、2.の工程で、カーボン・ペーパーをマンドレルに巻き付ける際に使用するローリング・マシンの能力こそが価値の源泉なのだそうです。

具体的には、2つあります。一つは、ロールする際の圧力。この圧力が普通のローリング・マシンとは全然違います。あまり馴染みのない単位なので、聞いても今ひとつイメージが沸かないと思いますが、最高で450psiの圧力で巻き付けることが出来るそうです。psiとは、pounds per square inchの頭文字を取ったもので、圧力の単位の一つです。主にアメリカで使われているものです。日本語に言い換えれば「ポンド毎平方インチ」となり、意味合いは、1インチ四方の面積に対するポンド圧、となります(バス・フィッシャーマン的には、インチやヤード、オンス、ポンドにはそれなり慣れているはずですが、それでも???です。)

この数値がどの位凄い数値なのか、ブランク生産の現場の方でもない限り、パッとはイメージ出来ないものと思いますが、だいたい市場で販売されているブランクの多くのは、100psi以下の圧力で巻かれたものが殆どなのだそうです。そうです、つまり、約4倍の圧力でカーボン・ペーパーが巻かれているのです。

この違いは以外なところで簡単に実感することが出来ます。

カスタム・ロッドは、使い手の好みに応じ、バッドエンドを切断し、竿の長さを調整することがあります。この場合、切断には多くの場合、鉄製の糸ノコが使われます(工場ではダイヤモンド・カッターを使用しています)。ノース・フォーク・コンポジットのブランクは、パイプ切断用の鉄製の糸ノコで、なかなか切ることが出来ないのです。市販されているロッドの中には、それこそ「サクサク」と切れてしまうものが沢山あります。いずれも高価なものですので、安々と試すことが出来ることではありませんが、Gary Loomisが誇るローリング・マシンの能力の一端を示す良いエピソードだと思います。

少し長くなりましたので、今日はこの辺で止めておきます。ローリング・マシンの能力第二弾はまた明日
# by bluepeaks | 2011-04-07 08:52 | ブランク

かつてと比べて何が違うのか?

さてさて、記念すべき第二回目のエントリーです。

今日は、皆様からよく頂く質問の一つ、「ノース・フォーク・コンポジットのブランクはかつてと比べて何が違うの?」という点につき、取り上げたいと思います。

ここで言う「かつて」とは、勿論、G.Loomis社が提供している(提供していた)ブランクのことです。

実はこの質問、私が初めてGaryに会った時、私が彼にした質問でもありました。やっぱり1ファンとして、聞いてみたかったのです。

彼の答えはこうでした。要約すると、こんな感じです。「まず、マテリアルが違う。それから、マニュファクチャリングの精度、特にローリング・マシンの圧力が大きく違う」と。

マテリアルとは素材のことです。つまり、カーボン・ペーパーと、カーボン・ペーパーをマンドレルに巻き付ける際に用いる接着剤、レジンです。

でも、カーボン・ペーパーそのものは日本で言えば、東レとか、三菱化学とか、アメリカで言えば3Mとかが製造しているもののはず。と言うことは、同じカーボン・ペーパーさえ入手出来れば、誰でも似たようなものが作れるのか?勿論、テーパー・デザインとかを研究した上での話ではありますが。

答えはNoなのだそうです。仮に同じマテリアルを使っていたとしても、ノース・フォーク・コンポジットのブランクと同じものは作れないのだそうです。つまり、ブランク・メーカー、ノース・フォーク・コンポジットとしてのコアなバリューは、マテリアルではなく、その製法にこそある、ということになります。

明日は、このノース・フォーク・コンポジットのコア・バリューを作り出している製法と、それを支える工作機器の話をしたいと思います。
# by bluepeaks | 2011-04-06 22:15 | ブランク

スタートします!

もっともっとNorth Fork Compositesを知って欲しい!
そんな想いから、遅ればせながらブログをスタートすることにしました。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。

釣果情報やテクニックなど、釣りに関する情報は、既に多くのエキスパートの方々が各所で発信されていますので、そういった釣りの話は、そちらにお任せするとして、このブログでは、North Fork Compositesのプロダクトを通して、ブランクの製造方法やらマテリアルの話、工場の中の様子や、アメリカ的職人気質の話、果てはGary Loomisの人柄まで、開発の舞台裏に焦点を当て、規格で製造される工業製品ではない、職人が1本1本作り上げるブランクの話を紹介して行きたく考えています。

より多くの皆様に、より長く楽しんで頂けるよう、ネタ切れの恐怖と日々戦いながら、頑張って行きたいと思います。
# by bluepeaks | 2011-04-05 19:07