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2012イヤーエンドセールのご案内

お待たせ致しました。2012イヤーエンドセールのご案内です。

来る2012年12月1日 0:00から12月7日 24:00まで、NFC Web Shopにて、2012イヤーエンドセールを実施します。対象商品は、在庫するカスタムロッドブランク、カスタムグリップ、アクセサリーです(J Custom、アパレルを除く)。値引き幅は一律15%とさせて頂きます。

送料は、値引き後の発注金額に応じ、ご負担をお願いします。値引き後の最終価格が3万円を上回る場合は、弊社負担とし、未満の場合、お客様にご負担頂きます。最終価格は、一度、通常の価格にて受注させて頂いた後、総額から値引く方法にて対応させて頂きます。

なお、ご注文=受注ではなく、ご注文後、弊社にて在庫の有無を再度確認した上、受注とさせて頂きますので、処理関係上、ご発注頂いたにも関わらず、在庫が無い、という状況も考えられますので、この点、予めご了承下さい。

また、期間内のFeel NFCによる販売、個別リクエストにつきましては、セールの対象外とさせて頂きます。

それでは皆様のご注文をお待ちしております。
by bluepeaks | 2012-11-29 09:03 | 四方山

工場出荷が少々遅れています

2012冬の個別リクエストに関するアップデートです。

当初、納期を12月初旬とお知らせしておりましたが、本日現在、工場出荷には至っておりません。ハロウィーンからサンクスギビング、そして、年最大のお楽しみクリスマスへと、頭がホリデーモード全開となるこの季節、特別な調整事はないものの、いろいろな物事が遅れがちで、ご迷惑をお掛けしています。この分で行くと、場合によっては、12月の中旬以降の納品となる可能性もありますので、ご承知置き下さい。
by bluepeaks | 2012-11-28 23:14 | ブランク

ロクテンって・・・

ところで、610を「ロクテン」っておかしくないですか?だって6を「ロク」と読み、10を"ten"と読むんです。これじゃ和英ごちゃ混ぜ。語呂的にはイイ感じなんですけど、気になり出すとどうも放っておけない方でして・・・。たぶん、世の中的には「ロクイチマル」なんでしょうね。
by bluepeaks | 2012-11-28 15:09 | Jカスタム

そんなに軽く見ないで!

女性の捨てセリフじゃなくて、TCRのウェイト、自重のことです。

仕上げが「ローカーボンフィニッシュ」であるがためなのか、TCRを手にしたお客様の多くが「軽ぅ~っ」とおっしゃいます。でも、実のところTCRは、そんなに軽くありません。平均的なウェイトで言うと、TCR610Lで約130g、TCR610MLで約120g、TCR610Mで約130gです。各社が公表しているカタログ値を見れば明らかな様に、この数字、決して特に軽い訳ではありません。むしろペイントもしていないのにこのウェイトって、重い方なのかも知れません。

じゃ何で?理由は簡単。とっても圧巻だからです。自身でビルドをされるお客様なら気付くと思いますが、全体的にノースフォークコンポジットのブランクは圧巻です。厚く巻くということは、使う素材の量も多く、手間もかかるし、コストもかかるんです。でも、代えがたい、圧巻にしか出せないトルクとパワーがあるんです。

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写真は、TCR610Lのブランクの切断面です。バッドエンド付近ですが、この部分で内壁の厚さ、なんと2mmもあります。ソルトウォーター用のブランクならまだしも、これでバス用です。売ることだけを考えるのであれば、誰しもが考える様に、まずはティップ径とバッド径も細くして、それを薄巻きで仕上げて、張りと軽さを強調することでしょう。でもゲイリーが考えるブランクにはこの厚さが必要なんです。まるで真逆です。なんでこんな手の込んだ事をわざわざするのか・・・。巻く技術力がないから?大雑把だから?面倒臭いから?適当なマンドレルが手元にないから?いずれも違います。この厚さがないと、出せないパワーとトルク、粘りがあるからです。だからこそ、わざわざ手間暇かけて、こんなにも厚く巻いている訳です。

なので、話しを戻すと、TCRは、決して軽い竿ではありません(それでも十分軽いとも言えますが)。でも、この圧巻にしか出せないパフォーマンスがあるんです。それを是非、皆さんには楽しんで頂きたいと思っています。

因みに「ローカーボン」の「ロー」は"raw"で、「生の」という意味です。決して「列」という意味の"row"じゃありません。ましてや「気分がロー」なんて使う「低い」とか、「乏しい」と言った意味の"low"でもないので、ご注意を。
by bluepeaks | 2012-11-27 18:50 | Jカスタム

ロクテンな訳

今日はロッドの長さの話です。

ロッドを選ぶ時、多くの人は、ロッドの長さとパワー、それにアクションから候補を絞り込むことと思います。この3つの指標の中で、最もわかりやすいものは間違いなくロッド長。パワーは、とても主観的で且つ相対的なもの。同じミディアム・ヘビーでもメーカーによってリフティングパワーが異なるのは周知の事実。アクションだって、何がファーストで、何がレギュラーなんて定めようがありません。

いきなり話しが脱線しますが、そもそも「レギュラー」って何だよ、って思うのです。英語の"regular"には、「いつもの」とか、「通常の」とか、「規則的な」とか、「正常な」とか、「普通の」といった意味があります。ロッドのアクションに対して使われている"regular"って、このどの意味で使われているのでしょう?良くわかりません。もしかしたらこれも和製英語なのかも知れません。ご存じの通り、ゲイリーは、全体が調和しながら曲がる所謂「レギュラー」っぽい竿のことを、「穏やかな」とか、「温和な」と言った意味で"moderate(モデレイト)"と、表現しています。

さてロッドの長さの話しに戻すと、7フィートのロッドであれば、その全長は、7フィートになります。当たり前です。でもコレ、実際に釣りに使える長さじゃモチロンありません。なぜならグリップの長さが含まれているからです。同じ7フィートでも、グリップが長い7フィートと、短い7フィートでは使った時のフィーリングが異なるのはこのためです。

例えば、全長7フィートで、リールシートから後ろのリアグリップが250mmのロッドがあったとします。単位がゴチャゴチャなので、ミリに置き換えると、ロッド長が2134mmでグリップが250mmだから、実際に釣りに使える実効ロッド長は1884mmということになります。

TCRのロッド長は6フィート10インチ、つまり、2083mmです。グリップは、シングルハンドでも、ダブルハンドでも、どちらでもキャストしやすい短めの220mm。ですので、実際に釣りに使える実効ロッド長は1863mmです。これすなわち、ロッド全体の取り回し感は6フィート後半、でも、実際に釣りに使えるロッド長は7フィート並、ということです。左右へリトリーブコースを調整したい時、カバーへのコンタクトの強さを調整したい時、意図的に浅く引きたい時、逆に、さらなる深度を稼ぎたい時など、取り回し易さとコントロール性、トレースコースの調整の自由度を考慮した上の610(ロクテン)であり、220mm。

・・・ということがお伝えしたかったのですが、今日も無駄に長くなってしまいました。
by bluepeaks | 2012-11-27 00:25 | Jカスタム

ノリと感度の両立

負荷の高まりに応じて、リニアに反応するしなやかなベリーを備えたカーボンロッド。これがTCRのベースコンセプトとなった訳ですが、NFC独特とも言えるしなやかな低弾性カーボンを使うことにより、グラスやカーボンコンポジットでは難しかった、ノリと感度をより高い次元で両立させることが出来ました。

言うまでもないと思いますが、一般的なクランキングロッドはノリ重視でデザインされています。で、感度は、どちらかと言うと二の次。もうちょっとストレートに言うと、二の次どころか、必要とすら見られていなかったりします。事実、クランクベイトは、リトリーブの間、ほとんど中層を泳いでいて、カバーに当たるのはほんの一瞬、もしくは、何も当たらず・・・。さらには、常に糸を張っているため、カバーに当たりさえすれば、それがどんなカバーなのか、そこそこはわかる。だから、そんなに感度を重要視する必要がなかった。それよりも、掛けた魚を確実に取り込むためのしなやかさに重きが置かれてきた、というところでしょう。

でもですよ、一歩踏み込んで考えれば、たまにしかカバーに当たらないからこそ、しかも、それが一瞬の出来事であるからこそ、より確信の持てる、濃い情報が欲しくはありませんか?同じカーンでも、グラスで捉えたカーンと、低弾性とは言え、カーボンで捉えたカーンは違います。確信が持てる情報が得られれば、それに応じて、リップの形を変えてみたり、ボディのマテリアルを選んだみたり、深度を変えてみたり、アクションを変えみたり、フックサイズを変えてみたりと、いろいろな要素をアジャストすることが出来ます。少なくともそのキッカケにはなります(気付く気付かないは別ですけど・・・)。

一つ一つは小さな事かも知れません。しかし、こうした小さなアジャストが大きな差を生むことは、皆さんも一度や二度、経験したことがあるはず。特に、昨今のフィールドでは。だから、そろそろクランキングにも感度を求めるべき、と提唱したいのです。モチロン、強すぎる張りはバイトを弾くだけなので、クランキングに必要十分な感度、って事です。

素材の特性的にグラスやカーボンコンポジットより、カーボンの方が感度に優れているのは明らかです。なぜなら、硬いから。今まではこの硬さが故、カーボン製クランキングロッドというと、ピーキーなスィートスポットの小さいマニュアル車的な見られ方をしてきたことと思います。でも、多くのお客様が評価されている様に、ノースフォークコンポジットのカーボンは不思議なほどしなやかに仕上がっています。この特性をTCRに活かさない手はない訳です。

ルアー本来の泳ぎを損なわないソフトなティップ、バイトを弾かない乗せ調子のベリー、しなやかな低弾性カーボンがもたらす高いキャスタビリティと、さらには、クランキングに適した感度。クランキングをもっと楽しむために、これがTCRのゴールです。
by bluepeaks | 2012-11-26 00:23 | Jカスタム

TCRのブランク

ではでは、TCRにつき、紹介していきたいと思います。まずロッドのキャラクターを決めるブランクから。何と言ってもNFCはブランク専業メーカーですからね。ここにこそコダワリたいです。

TCRに使用しているブランクは低弾性マテリアルのSMです。でもコレ、「巻き物だから低弾性でしょ!」的な単純な発想で選んだのではなく、まずは一度、固定概念を捨て、HM、IM、SMと各ブランクを並べてみて、あーでもない、こーでもないと、絞り込んだ結果なんです。ではなぜ、わざわざこの様なプロセスを取ったかというと、それはゲイリーの考え方に従ったから。ゲイリーは、マテリアルの特性を正しく見極め、それを活かす様にデザインすれば、例えそれがハイモジュラス・カーボンであっても、粘りのある、ムチムチとした所謂巻き物的なブランクだって作り出せる、と公言しています。事実、以前から高弾性とされるマテリアルを使いながらも、非常にしなやかなブランクを作っています。なので、「巻き物=低弾性」という固定概念は一端捨て、その代わり、釣り人的な素直な感覚でブランクを選びだそうとした結果だった訳です。まぁ、結果だけ見れば「そんな事言ったって、ほら、定説通りじゃん」って言われても仕方ないんですけど。

ところで、同じマンドレルに同じパターンで同じ巻き方をすると、一番重くなるのはマテリアルは何でしょう?それはSMです。これはもう、ブランクのスペック値を見れば一目瞭然。いわゆる自重と言うヤツです。この自重、ロッドティップを常に高い位置に保つジグやテキサスなどの場合、アングラーにとっては負担にしかなりません。しかし、ティップを下向きにし、ショートキャストを繰り返すクランキングの場合、ブランクの適度な自重は、キャスタビリティの向上に貢献します。手首を返すだけの様な小さな動作であっても、ルアーのウェイトがベリーに乗り、たわむことにより、より低い弾道で、より奥へ、コントロールをつけながらキャストすること出来ます。

開発の初期段階から考えていたのが曲げやすいベリー。一言で言えば「ベリーが仕事をする竿」。何回かこのブログでも取り上げましたが、昨今は特に先調子な竿が好まれる傾向にあるかと思います。そんな中、殊、クランキングにおいて特に重要なのはベリーの動き。それは、投げる時、リトリーブする時、掛ける時、寄せる時、全ての局面においてです。ベリーが仕事をしていないと、きっと気持よくは釣りが出来ないはずです。

スッとティップが綺麗に入る竿なら巷に沢山あると思います。でも、負荷に対してリニアにベリーが入っていく竿、特に素材がカーボンとなると・・・、あんまり思いつかないはず。

なので、デザイナーであり、テスターでもある塚本謙太郎さんと、あーでもない、こーでもないと、初期の段階、議論を重ねたのがベリーの働き。もうこれでもかっ、という位ロッド全体が曲がるフルフレックスアクションのロッドから、先端の四分の一だけしか曲がらない様なエキストラファーストアクションのロッドまで、数あるブランクを試した中、行き着いたのが「ベリーが仕事をする竿」であり、このコンセプトを具体化するのに、よりマッチしていたマテリアルがSMだった、という、なが~いお話。

とまぁ、いきなりの長編エントリーとなってしまいましたが、こんな感じでスタートしたのでした(もはや思い出モードです)。
by bluepeaks | 2012-11-21 22:53 | Jカスタム

そしてスタートします、TCRの紹介

各方面からお問い合わせを頂いておりますTCR(Technical Cranking Rod)。グラウンドデザインから各モデルのポジションニング、テスト&フィードバックまで、開発のあらゆるフェーズにご協力頂いている塚本さんのブログに半ば背中を押される格好となっていますが、ようやく先が見通せるところまで漕ぎ着けて来たので、そろそろこの場でも取り上げて行きたく、準備を進めています。とは言っても、製品版の写真は、まだ揃っていないので、視覚的な部分での紹介はひとまず置いておいて、まずは開発コンセプトやらラインナップなどから。
by bluepeaks | 2012-11-20 23:07 | Jカスタム

こんなに耐えてますぅ・・・

ご存じの方もいるかと思いますが、You Tubeで面白い動画を発見したので、紹介します。動画に登場するのは、かつてゲイリーのもと、G.Loomis社でR&Dを担当していたティム・レイジェフ(因みにお兄さんのスティーブ・レイジェフは、今もG.Loomis社でロッド・デザインを担当)。ティムは、今現在、自身で立ち上げたフライロッドメーカー、echo(エコー)のオーナー兼デザイナーで、動画では、自社製品の耐久性をテストしています。



23ポンド、つまり、約10.5キロです。

動画の中でティムも言っていますが、コレはあくまでもテスト。限界値を見つけるため、言ってみれば折るためのアングルですので、くれぐれもこんな角度でロッドを使わないようにしてください(老婆心とは思いますが、念のため)。

とまぁ、echoに限らず、各メーカー、こんな感じのテストをやって、折れた時のブランクの断面なんかを顕微鏡で調査していたりするんです。だから、だいたい、それがどんな理由で折れたのか、彼らが見れば一発でわかるもんなんですね。
by bluepeaks | 2012-11-20 22:35 | ブランク

安定感をもたらすもの

今週末は悲願のBassmaster Classic Qualifierとなった宮崎友輔さんの壮行会にお邪魔してきました。

クラシック出場を決めた直後のインタビューにもある様に、ここまでの道のりは長かった・・・。調べてみれば今日までなんと通算128のトーナメントに出場とあります。マッディーウォーターのフラットレイクからクリアウォーターのリザーバーまで、全米を舞台にしたB.A.S.S.エリートシリーズ。そんな多種多様なフィールドで、以前よりも成績が安定してきた理由として、彼の口から出てきた言葉は、ランディング率の向上。曰く「いくら工夫してもバイトの数を今の倍にすることは不可能。だから、ここ数年は、とにかく掛けた魚を確実に獲っていくこと、つまり、ランディング率を上げることに意識を払ってきた」と。戦いが長期に渡るからこそ、フィールドが広大で、多種多様であるからこそ、こうした些細とも言える意識の仕方一つで、成績がこうも変わってくるものなのか、と改めて考えさせられた次第。

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2013のクラシックは、年明け2月、厳寒期のオクラホマ州で開催されます。時期的に間違いなくバイトの数は少ないはずです。だからこそ、そうした小さな意識の差が結果を大きく左右するトーナメントになるのではないか、そんな風に思っています。

頑張れ!宮崎友輔
by bluepeaks | 2012-11-18 17:29 | B.A.S.S.