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カテゴリ:バス( 35 )

厳寒期におけるジャーキングのキモ(その8)

さていよいよ最終回です。今日は"Jerkbait fishing isn’t just an open water technique"、「ジャーキングはオープンウォーターだけじゃない」編です。
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レイダウンの中に愛用しているジャークベイトを直接投げ入れることは決していいアイディアとは言えないが、冬季においても、カバーを釣るという考えは正しい。カバーは熱を蓄えるものだ。が故に、ドックとか、レイダウンとか、ブラッシュパイルのようなカバーの下にビッグバスを見つけることは決して珍しいことではない(*)。

*注釈:原文では"not at all uncommon"っていう二重否定と呼ばれる表現が使われています。何でわざわざこんな面倒臭いことをしているかって、ちゃんと理由があって、執筆者はここで「冬でもバスがカバーに付いていることは誰でも知っていることだよね、当たり前だよね、常識だよね」って強調したいんです。すると、冬でも釣りをする読者は、フンフンとなり、読み進み、冬になると釣りをしない読者は、ヘェ〜となり、これまた読み進める、という、まぁ、言って見れば読者の心を掴むためのベイト・・・かも?
ってか、考え過ぎ?


「水深が15フィートから25フィートほどにある深めのドックと平行にジャークベイトを引くことで、素晴らしい1日を過ごすことが出来る。目に見えるカバーに対してジャークベイトを投げ込むことを決して恐れないことだ。でも、スクエアビルをビシビシ打ち込むような釣りじゃない。言って見れば、カバーから魚を誘い出す釣りだ。カバーの上をルアーが通過するように投げるか、もしくは、カバーの横に投げれば、ビッグバスがキャッチ出来るだろう」

マッソン氏は、ジャークする時、まず最初にロッドティップを下向きにジャークする。しかし、カバー周りを釣る時は、適宜調整している。もし、ジャークベイトが少し深く潜り過ぎたと感じたら、レンジを修正するため、上向きにジャークすることだってある。

バスアングラーはクレイジーだ、と随分聞かされてきた。たぶん彼らは正しい。なぜなら、寒さが厳しさを増し、湖に生命感が感じられなくなった時、防寒着を着込んで、お気に入りの釣り場へと向かうのだから。もし、あなたが1日中ジャーキングし続けられるのであれば、そして、もし、この8つのキモを実践出来るのであれば、きっと素晴らしい魚に出会えるチャンスに恵まれることだろう。

以上


ということで、全8回にわけ、取り上げてきた「厳寒期におけるジャーキングのキモ」もこれで終わりです。

ただ、これをこのままにしておいてもただの翻訳で終わってしまうので、明日からは日本に釣りに照らし合わせながらもうちょっとだけ掘り下げてみたいと思います。
by bluepeaks | 2014-10-28 10:16 | バス

厳寒期におけるジャーキングのキモ(その7)

第7回も興味深いテーマです。今回は"Check out the sky before choosing a color"、「色を選ぶ前に空をチェックしよう」編です。

時としてアングラーを惑わせるカラー。言わば泥沼とも言えるこのテーマをシンプルに切るアラバマのオッサンのロジックをどうぞ!

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あまりにも多くのルアーカラーが市場にあるため、カラー選びにはハマりやすいものだ。ジャークベイトの背中に吹かれたパープルがかったブルーのラメの数が多いとか、少ないとか、そんな細かいことを気にするよりも、マッソン氏は、全てをシンプルにしておくことを好む。

「晴れた日には、メタリック、そして、トランスルーセントカラー*でより多くの結果を出しているよ。そんな日はバスの視界がとても冴えているから、出来るだけナチュラルなカラーを使うように心がけているよ。それに対して、曇っている日、または、軽く濁りが入っている時は、よりルアーのシルエットをはっきりさせたいのでマットカラーを好んで使っているよ。唯一の例外は、金色だね。金色ってのは、曇っている時でも素晴らしくフラッシングするんだ」

*:トランスルーセントカラー(translucent colors)とは、透けるボディのことで日本で言う「ゴースト」のこと。

以上

今日は短かったです。勿論、原文がです。いやしかし、ジャークベイトの背中に吹かれたラメの数が多いとか、少ないとか、そんなことを、あーでもない、こーでもないと気にするアングラーもいるようで、ホント色選びって泥沼。まぁ、そもそもそれだけ多くの色が市場にある訳で、それも含めて一つのバスフィッシングの楽しみ方ってことかと。

個人的なことを書かせてもらえば、色に関しては前からかなりテキトーな方で、いつも感覚。それに最近では、だいぶ動体視力が弱くなってきたので、とにかくキャスティングの精度を保つために、キャスト時に目で追える色、ってことが何よりも大事だったりします。なんで、オッサンの目でも追えるカラーをシリーズ化して欲しいと、ちょっと真面目に思ってたりします。どうでしょう、ルアービルダーの皆さん。
by bluepeaks | 2014-10-27 10:31 | バス

厳寒期におけるジャーキングのキモ(その6)

小慣れて来たところで休まず行きます!第6回は"Focus on windy banks"、「風の当たっているバンクを攻めよう」編です。風によってバイトが増えることは多くの人が経験済みかと思います。しかし、でもどうしてバイトが増えるんでしょうか?風によって水中の酸素量が増えるから・・・とも聞きますが、本当に風で水中の酸素量が増えるんでしょうか?誰か測ったのであればその測定方法とデータが見たいところです。また、風によってプランクトンが岸際に打ち寄せられ、その結果として、周囲の小魚や甲殻類の活動が盛んになり、連動してバスの捕食行動も活発になるから・・・とも聞きますが、クリアウォーターの湖の岸際を注意深く見ていても、特に風でベイトや甲殻類の動きが活発になっているようには見えないし。あるとは思うのですが、いつもじゃないかと。例えば、季節限定のベイトと風のリンク時とか、ホントもう一瞬、その時って感じじゃないかと。

そんなこんな理由については、諸説あると思うのですが、いずれにしても釣り易くなることは事実かと。なんか話が逸れそうなので、無駄話はこの辺にして、本題に移ります。

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「ジャーキングでは常に風を追いかけろ」と、多くの人が一度は耳にしたことがあるかと思う。その効果の程については、疑いの余地なしと言ったところだが、ではそもそもどうして風が大事なんだろうか?実のところ、風は、バスやベイトのポジションには一切関係がない(*)。

*注釈:この原文は" It actually doesn’t have anything to do with bass or bait positioning."で、スパッと言い切ってます。

「ジャーキングで釣る時、風がより強く当たっているエリアというのは、常にプロダクティブだ。風の当たる岬やバンクは、常にまず最初に攻めるべきポイントと言える。これは私見だが、私は、風によって、太陽光が遮断され、バスがルアーと本物のベイトを識別し辛くなることが理由だと思っている。特に、冬期は、水がいつもクリアなので、風によって、神経質なバスでも騙しやすくなると考えている。」

効果的なジャーキングのためには、水の透明度は、最低でも18インチ必要だとマッソン氏は考えている。バスフィッシングの幾つかのプレゼンテーションは、水を動かすことやバイブレーションに依存している(例えばクランキングとか、スピナーベイトとか)。しかし、ジャーキングに限って言えば、とても視覚的なアプローチと言える。


・・・ということで、風の主たる効果は太陽光の遮断である、とする説でした。
by bluepeaks | 2014-10-26 10:54 | バス

厳寒期におけるジャーキングのキモ(その5)

フィールドテストから戻ってきました。2日間ともに朝から晩までジャーク、ジャーク、ジャーク。オッサンのやわな手首でもジャークし続けられるのは、その4でも触れたスラックマネジメントのおかげ。常にスラックを入れた状態でジャークしているので、実は、そんなに手首には負担がかからんのです。レッツトライ!

さて、第五回は、"Make an effort to find vertical drops"、「バーチカルドロップを探そう」編です。「バーチカル」とはご存じの通り「垂直」という意味です。しかし、この場合は、「急」と考えれば良いかと。「ドロップ」は「かけ上がり」ですので、つまり「急なかけ上がりを探そう!」ってことです。ではスタートします。

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冬の釣りは、バスのムード次第と言えるため、マッソン氏は、クリークとか、リバーチャンネルとか、そんな急なかけ上がりでの釣りを奨めている。冬のバスは、基本、ディープ・ウォーターを好むものだが、その一方で、必要に応じてすぐにシャローへすぐに上がれるオプション(選択肢)を持っておきたいもの。が故に、ディープとシャローを一直線でつなぐ急なかけあがりは、バスにとって最高の条件となる訳だ。

注釈:原文でも"mood"という言葉が使われているのですが、ここにもちゃんとした理由があると思っています。冬なので、生物学的な代謝から来る本来の活性は決して高くない。でも、その反面、時折、シャローで捕食したりする・・・つまり、そんな一見気まぐれにも写る行動に見えるため、敢えて"mood"と表現しているのかと。考え過ぎ?


「季節が秋から冬へと進行する中、バスは、急なかけあがりへと移動する。オレはいつも岩盤沿いとか、ビッグフラット近くにあるチャンネルの蛇行部を探す。チャンネルの蛇行部というのは、バスがディープに留まることも、そして、容易にシャローへ上がることも出来る場所だからね」

エリアを絞り込んでいく過程において、マッソン氏は、彼のハミンバードから片時たりとも目を離さない。冬期は、特に、ベイトの存在が重要で、それが何処であれベイトが見つけられれば、大概はバスもそこで見つけられるものだから。

「ごく稀にベイトが映っていない場所でも釣りをすることがあるが、まぁせいぜい2、3分だね。でも、もしベイトが確認出来るエリアだったらもっと時間をかけて入念に釣りをするよ」


残すところあと3回。
いい感じで小慣れて来た・・・かも。
by bluepeaks | 2014-10-25 18:29 | バス

有罪

ご存知の方も多数いるかと思いますが、今年の5月、アメリカのガンターズビルで行われたナイトトーナメントにおいて(これ自体はとても楽しそうな響き)、不正を働いた輩が先だって有罪判決となったそうです。wired to fishの記事によれば・・・

"They were sentenced on Monday to a 1-year suspended jail sentence if they serve 30 days, complete 400 hours of community service at the Lake Guntersville State Park and pay $1,000 each plus court costs."

「月曜日に有罪が確定。その内容は、30日間の奉仕活動、のべ400時間のガンターズビル州立公園内でのコミュニティ活動、そして、1000ドルの罰金が課せられた1年間の執行猶予付き実刑判決。」

記憶が薄れつつあるところですが、そもそもどんな不正を働いていたかって言うと、こういうことです。

"the duo was actually using aquariums to pen up bass to later be used for weigh-ins in jackpots."

「ウェイン用に予め捕まえてきたバスを水槽の中でキープしてた」

ガンターズビルと言えばバスフィッシングの聖地みたいところな訳で、それ故、強烈なメッセージが込められた処分内容と言えますね。
by bluepeaks | 2014-09-18 10:14 | バス

ナイスな英語教材かも

スマホからリンク先が見られなかった様なので、2011年にwired to fishにアップされたG MANのスキッピング講座へのダイレクトリンクを貼り直しました(皆さん、あんまりリンク先に行かないようですし)。



で、以下にトランススクリプト(音声から起こした文字原稿)がありますので、この音声を聞きながら、同時に以下を読み込んでいけば、そりゃーもう立派な英語教材!ただ、ちょっとだけ内容が釣りに偏ってますがね。

http://www.wired2fish.com/how-to-skip-jigs-around-docks/
by bluepeaks | 2014-09-17 17:14 | バス

とにかく練習せい!

暴れん坊将軍G MANことジェラルド・スインドルがベイトキャスターでやるスッキッピングについて解説している動画がB.A.S.S.のサイトにアップされています。

「大振りするな」とか、「ブレーキは締め込むな」とか、言ってますが、雰囲気はわかるものの、これを聞き取るのは大変。



実は、2011年にもwired to fishに全く同じトピックでアップされた動画があるんですが(ドッグ撃ちと言えばG MANなのか?)、何故かこちらにはトランススクリプト(音声から起こした文字原稿)付き。

もしかして、アメリカ人にとっても聞き取りにくいのか?

それとも、インターナショナル対応か?

勿論、英語で書かれているんですが、読めばより意味が掴めるかと思い、こちらも是非。

しかし、今も昔も言っていることは同じで、

大振りするな、
ブレーキは締め込むな、
とにかく地上で練習せい、

ってことですね。

それにしても、手でかいな・・・
by bluepeaks | 2014-09-16 13:44 | バス

可愛い目をした・・・

なんかとても可愛い目をしたバスの写真が撮れました。良く釣った魚を「これはオスだね」とか、「典型的なメスだね」なんて見分けている人がいますけど、僕にはさっぱりわからず・・・。

勿論、なんか丸くてメスっぽいな(丸っぽいとメスなのか?って話もありますけど)とか、ヒレの荒れ具合からきっとオスだな、とは思うのですが、そこには根拠がないので、つまり、勘ってことで。

・・・なのですが、出来ることなら写真の魚はメスであって欲しいと思います。何故って、自分がオスだから?っていう理由じゃなくて、可愛い目=メスであって欲しい・・・と。

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by bluepeaks | 2014-08-04 14:20 | バス

ホームレンジ

アシ撃ちなどをしていると、1匹釣れたらその周辺はたぶん釣れないだろうな、って思っています。そう思うのは、水域と餌の量の関係から生息出来る魚の数、密度にも限界があるはずで、いくらイイ場所であっても、そんなに魚が付けるはずがない、と思っているから。

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でも、最新号のロドリに掲載されている「ブラックバスの行動学」によれば、餌を求めてウロウロするラージマウスの行動範囲(ホームレンジと呼ぶらしいです)は、だいたい半径50mから100m程度。で、ラージマウスの場合、このホームレンジに縄張り意識は持っていないのだとか・・・

ということはつまり、イイところには魚はもっといる、ってことになるんです。確かに連日入れ替わり立ち替わり攻められていても、いい場所には、必ず魚が入ってくるもので、しかも、明らかに違う個体な訳で、なるほど、そういうこともあるかと半分は納得するんですが、生存競争のため、餌取り場に固執するんじゃない?と未だに疑問は残るんです。

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でも、何でそんなことに拘るかって、釣れた直後であっても、もっと丁寧に撃つ必要があるのか、どうか、って事が知りたい訳でした。

今夏、ユーティリティ68Hでの打撃が楽しいぃ
by bluepeaks | 2014-07-27 16:32 | バス

カナダからの手紙(その1)

今日は「カナダからの手紙」を紹介したいと思います。って言っても、別に紙媒体で手紙を頂いた訳じゃなくて、フェイスブックでメッセージを頂いたのですけど。まぁ、昭和なオッサンにとっては、カナダとくれば、何はなくとも「手紙」な訳で、使わずにはいられない訳で。ここまで言っても、ん?と思っている平成生まれのあなた、理由は、周りの昭和育ちに聞いてみて下さい。

手紙の送り主は、そうカナダ在住のルアービルダーNISHINE LURE WORKSの西根博司さん。Jカスタム2.0のロッドデザイナーの塚本謙太郎さんからの紹介で、今年からJC2.0のアンバサダーの一人として、今後の新製品開発に、テストに、レビューにと、ご協力頂けることとなりました(「アンバサダー」ってまだ仮称ですけど、いつかは使ってみたかった言葉。いずれはサイトも用意していきたいと思っています)。

ご存知の方の方が多いと思うので、西根さんの今日まで実績や経歴などについては、ここでは割愛させて頂きますが、現在、西根さんは、カナダオンタリオ州に活動の拠点を置かれています。メインフィールドは、日本でも有名なエリー湖、そして、エリー湖とオンタリオ湖をつなぐナイアガラリバーなどで、僕ら日本人からすると想像出来ないくらいダイナミックで、規模が大きくて、しかも、変化に富んだフィールドの中で、日々、あーでもない、こーでもないとテストを繰り返されている訳です。もう、ロッドデザインにおいては、これ以上ないリサーチャーかと

そんな西根さんから早速写真を頂きましたので、ここで紹介を。

まずは、ナイアガラリバーにてパワースピンロッドPSR610MLで仕留めた49.5cm、1950gにはじまり・・・

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ドロップショットロッドDSR68Lで仕留めたナイススモーリーとか、

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時には超パワフルなドラム(67cm)をやっつけたり

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釣れるとほぼほぼキープされてしまう、美味しい肴(漢字は絶対コッチでしょ)、ウォールアイを釣ったりと、

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これでもかっ!という程、ロッドをギュンギュンしならせている様です。まぁ、もともとゲイリーのデザインするブランクは、こういうところの魚を釣るためのものなので、ブランクもきっと魚に絞り込まれて喜んでいるに違いありません。

因に、上のドラムを釣った時の西根さんのコメントがコレ。

「これはドラム君(67cm)とPSRの記念写真。(笑) メッチャパワーがある魚なのですが、PSR余裕です!! バケモノのようなブランクとしかいいようがありません!(笑)」

って、バケモノじゃありませんけどね・・・

こんな風に話題満載、ネタ満載なので、今日のところはこの辺で。
不定期になりますが、こんな感じで、カナダからの手紙を紹介して行きたいと思います。

西根さん、よろしくお願いします!
by bluepeaks | 2014-07-19 12:07 | バス