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カテゴリ:ブランク( 220 )

新しいフリッピング用ブランクをリリースします

今回新たにフリッピング用のブランク、Flip769-1(HM)をリリースすることとなりました。これにより、HMからIM、SMまで、各マテリアル別にフリップ用のブランクが選択可能となりました。詳細については、プライスリストを参照して下さい。

またこれに伴い、現行のFlip766-1(HM)の価格を33,720円から29,280円へと、Flip769-1(IM)の価格を24,720円から27,360円へと改訂させて頂きたく、お願い致します。

出るのか、出ないのかさえハッキリとしない日々が長く続き、皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりましたが、Flip769-1(HM)のリリースにより、フリッピング用ブランクのプロダクト・ラインがコンプリートしました。現在、人気のFlip766-1(IM)を除き、Feel NFC対応可能です!
by bluepeaks | 2011-05-26 23:18 | ブランク

なんでもあり!

以前ブログで紹介した怪魚ハンター武石憲貴さんプロデュースの"VALE TUDE(バーリトゥード)"。格闘技オンチな自分の場合、聞いても「ピン」とは来なかったのですが、なるほどポルトガル語で「なんでもあり!」という意味なのだそうです。「ロッド1本でどんな奴とも戦っちゃいましょう」というコンセプト。

そのコンセプトの如く、鯉から草魚、ナマズにニゴイ、雷魚にバスと、自宅周辺で釣れるありとあらゆる淡水魚でテストを繰り返されているようです。百聞は一見にしかず、まずは武石さんのブログをご覧下さい。

我がノース・フォーク・コンポジットのブランクも期待通りのイイ仕事をしているようで、

『激流の中、「ノース・フォーク・コンポジット」ブランクを思いっきり堪能する。一見張りがあるブランクだが、魚が掛かったらよく曲がって気持のイイブランクだ』とか、『ノース・フォーク・コンポジット」のブランクは綺麗に曲がりつつ、なおかつ余力を残している』とか、

デザインゴールそのものを文字にしたかの様なコメント頂き超感激です。BOMBER FACTORYさんによれば、テストもこれから第二フェーズに入るとか。ますます楽しみです。

魚種や釣法にこだわらず、シンプルに釣りを楽しむ!ということは、こういう事なんだ、と武石さんのブログを見ていると改めて感じますね。
by bluepeaks | 2011-05-19 14:19 | ブランク

職人が作るブランク

古き良きアメリカのクラフトマンシップと、近代的な大量生産がちょうどクロスオーバーしたのが、1920年から30年の間、と言われています。以降、工場で生産されるマスプロダクション品が市場を席巻することになるのですが、このクラフトマップシップとせめぎ合っていた頃に生産されたマスプロダクション品には、いずれも独特の風合いがあり、今見ても完成度が高いのだとか。

ジーンズがこの典型なのだと思います。15オンスとか、16オンスといった非常に分厚い生地で縫われたジーンズ。真新しい状態では、支えなしでも立てておく事が出来る程、ゴワゴワしています。裁断するにも、縫製するにもそれはそれは手間暇がかかった事と思います。まさに砂金掘りや、炭鉱夫のためのもの。でも、履き込んで行くうちに、次第に体に馴染んで来る・・・。言ってみれば、育てるジーンズです。

こうしたかつてのジーンズに備わっていた独特の味わいや風合いを楽しむために、千円ジーンズが珍しくない今であっても、実にその10倍以上もする金額を出し、多くの人が復刻版やレプリカなどを買い求めている訳です。

「風合い」とは、手触りや見た感じのこと。つまり、それは、数字は勿論のこと、文字や言葉でも表現し辛いもの。生産に手間暇がかかる上、その良さを伝えることが難しい・・・となれば、企業経営的には☓。なぜなら人によって受け止めた方が違うような、そんな抽象的なものに投資は出来ない、と判断されてしまうからです。結局、こうして、多くの企業は、外部との競争だけでなく、実は自らの手で、自らが作り出してきた味わい深い商品を葬り去って来たのでは?と思います。

しかし、周りを見渡せば、味わいや風合いを大事にした商品を求める人達が沢山います。こうしたユーザの声に応えていくためには、企業ではなく、出資者が経営者であり、事業責任者でもある、小さな組織でないと続けて行くことが難しいはず。

この点、ノース・フォーク・コンポジットには、条件が揃っています。Gary Loomis自ら出資し、自ら立ち上げ、自ら働く会社。企業ではなく職人がブランクを作っている会社です。まさに、味わいや風合いを大切に育てることが出来ます。ただその反面、皆、とても頑固です。だから、調整には時間がかかります・・・(ボヤキであり、ちょっと言い訳でもあったりします)。
by bluepeaks | 2011-05-16 22:07 | ブランク

超ローカルなシーズナル・パターンの追求

ロッドメーカーによっては、ジャークベイト用とか、クランクベイト用とか、スピナーベイト用とか、想定する使い方に応じて明確にロッドをカテゴライズしていたりします。確かにそれはそれで買い手も売り手もわかりやすくて良いとは思うのですが、釣りの楽しさを追い求めていくと、いつしかそうしたメーカー側が設定する想定の枠から離れ、他の遊びと同様に、自分の感覚で道具で選ぶようになります。これを独り立ちというべきか、それとも自己の確立というべきか?そんな感じです。さらにこれが進むと、市販品ではマッチするものがなかなか見つからなくなり、いよいよカスタム化を検討し始めるようになったりするものだと思います。勿論、人とは違うものが欲しい、という切り口もあるかと思うのですが、以外に前者のような入り方でカスタムの世界に入って来る人の方が多いような気がしています(私がその一人です)。

先日もこのブログで2ポンドライン用にデザインされたトラウト用ブランクにつき紹介したところ、これがやっぱりあるのです。7フィートのULの活かしどころが!こうしたお客様に共通しているのは、皆さん、とても具体的なアイディアを持っているということ。場所はここ、季節はいつ頃、ルアーはコレ、釣り方はこう、と言った具合です。言ってみれば地域限定、季節限定の超ローカルな究極のシーズナル・パターンの追求です。

こうしたお客様からのインプットは、それはもう「なるほど」の連続だったりするのです。余りにも具体的なので、聞いているだけでこちらも釣れたような気分になれるのです。

今日明日は無理にしても、こうした超ローカルなシーズナル・パターンの確立から、新釣法と絡めて新たなカテゴリのJカスタムがリリース出来たらそれは楽しいだろうな、と期待してしまいます。
by bluepeaks | 2011-05-11 08:35 | ブランク

フィニッシュの違いがもたらすもの

当初は「毎日更新する!?」などと幻想も抱いていたのですが、現実は厳しく、営業に出たり、何だかんだと外出が重なると落ち着いてPCの前に座る時間も確保出来ず(座ることは出来ますが、考えをまとめられず)、今ではすっかり不定期エントリーが定着してしまいました(えぇ、言い訳です)。「ユルイ」とお叱りを受けるかも知れませんが、毎日更新を課してしまうと、思わぬ方向へ進んでしまう可能性があるので、今のような感じで、当面は、不定期エントリーで回していきたいと思っています。ご承知置き下さい。

さて、以前このブログでアンサンド・フィニッシュについて触れました。その際は、フィニッシュについて取り上げたというよりも、ブランクの製造プロセスを説明する中で、結果として現れるブランク表面の凸凹のワケについて説明した、という流れだったと思います。そこで、今日は、ブランクのフィニッシュ、つまり「仕上げ」について取り上げてみたいと思います。

「アンサンド・フィニッシュ」とは、前回触れたように、加熱により膨張するカーボン・ペーパーを、加熱により収縮するセロファンで抑え込んだ結果として生まれる凸凹、それを削らずに(サンドせずに)残したもの、と説明しました。

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表面の凸凹を研磨していないため、「アンサンド・フィニッシュ」は、「ローカーボン・フィニッシュ」に比べると必ず重くなります。結果、ロッドは、慣性の影響をより受けやすくなります。ロッドを操作する釣り人の意識としては、ロッドを「止めた」と思っていても、自重により、ロッドはなお動き続けようとします。これを釣り人は、いわゆる「ダル」と感じるのです。

因みに、ダルは英語の"dull"から来ていると思うのですが(「ダルい」じゃないですよねぇ?)、コレ、決して良い意味ではありません。切れ味が悪いとか、飲み込みが悪いとか、つまらないとか、面白くないとか、そんな散々な意味で使われる言葉です。要注意です。

話が逸れましたが、この自重の増加によりもたらされる慣性の影響を逆手にとろうとするのが近距離のキャスティングに特化したフライ・ロッド。ラインが出せない近距離のキャスティングにおいても、自重でロッドを曲げて、コントロールする、という具合です。

そして、この表面の凸凹を研磨するとノース・フォーク・コンポジットで採用している仕上げ「ローカーボン・フィニッシュ」になります。

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さらに、「ローカーボン・フィニッシュ」にペイントを施したのが「ペインテッド・フィニッシュ」。市販されているほとんどのロッドで採用されている仕上げになります。

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実際それがどの程度の効力を持つものなのかわかりませんが、機能的には「ペインテッド・フィニッシュ」により耐衝撃性が増すと言われています。しかし、耐衝撃性と引き換えに、ペイントにより、ブランクの重量は確実に増えます。たかがペンキと思うなかれ!ブランク本体の重さに対するペンキの重さの割合を考えれば、アングラーとして、それは決して無視出来るものではなくなるはずです。

マテリアルにも依りますが、平均的な6フィートのブランクの重さが40g前後。このブランクに2回塗りした時のペンキの量は10g前後となるはず。美しく仕上げるためには粘度を上げることになりますので、実際にはもっと多いかもしれません。この仮定が正しければ、なんとブランクの総重量(50g)に占めるペンキの割合は20%。ブランクそのものが軽ければ軽いほど、ペンキの影響は大きくなることになります。

ということは・・・本来感度が良いとされる高弾性マテリアルを使っていたとしても、その良さの2割り近くは、ペンキの重さで打ち消されていることになります。

ノース・フォーク・コンポジットのミッションは、全てのアングラーに釣りの楽しさを提供すること。一見無骨にさえ見えるローカーボン・フィニッシュは、実は、Garyのブランク哲学を最もわかりやすい形で表しているものなのです。
by bluepeaks | 2011-05-10 11:52 | ブランク

2ポンドライン用

昨日工場から「2ポンドライン用にデザインしたトラウト&スチールヘッド用ブランクがあるんだけど、日本で欲しい人いる?」との連絡を受けました。日本のトラウト・フィッシングと言えば、主流は、ミノーイング。故に、張りのあるブランクがマストだと思うので、とりあえず「ちょっと思いつかないなー」と、回答したものの、もしかしたら凄いアイディアを持った人がいるかもしれない・・・と思い、本日のブログで取り上げた次第です。

パーツナンバーは、日本未発表のFW701-1とStN 1161。FW701-1は、Fresh Waterシリーズの一つで、7フィート、Ultra Lightパワー、ルアーウェイトは、1/32-1/8、テーパーは、Fastです。1ピースです(長っ!)。StN 1161は、Steel Head Noodle(スチールヘッド・ヌードル)シリーズの一つで、11フィート6インチ(長っ!)、Ultra Lightパワー、ルアーウェイトは、1/16-1/8、テーパーは、Slowです。安心して下さい2ピースです。

初耳の方が多いと思うので、「ヌードル・ロッド」についてちょっと解説します。「ヌードル・ロッド」とは、Float and Jigメソッドに使われるロッドで、ちょうど1/16から1/8程度のラウンドタイプのジグヘッドを使うためのものです。ジグヘッドには、ソフトベイトではなく、ピンクや赤のマラブーなどを巻きます。つまり、フェザージグです。これにFloat、つまり、「ウキ」を付けて、川底を舐めるように転がしながらスチール・ヘッドを誘う、アメリカ西海岸では超メジャーな釣り方。丁度、フライフィッシングで言う「ルースニング」みたいなものです。

2ポンドラインである必要性は、ドリフトの質を高めるためです。糸が細ければ細いほど、フェザージグは、よりナチュラルに川底をドリフトすることになります。特に、水位が下がった状態では、魚の警戒心が高まりますので、このドリフトの質が釣果を大きく左右するのです。

2ポンドラインにより、ドリフトはナチュラルになるのですが、ラインが細くなった分、ランディングに苦労することになります。スチールヘッドは、フッキング後、ダッシュやら、ジャンプやら、首振りやらを繰り返すので、それらをかわして無事ランディングするためには、ショック吸収力に優れたプログレッシブで、スローなテーパーが求められます。結果、この釣りのためにデザインされたロッドは、長くて、そして、とても柔らかなまるで麺のようなロッドとなり、それを「ヌードル・ロッド」と呼んでいるのです。

ゲイリーの7つのエピソードでも取り上げましたが、この「ヌードル・ロッド」の有効性にいち早く気付き、製品化したのが何を隠そうGary Loomis。最近では、2ポンドラインが標準?なんだとか。こんなブランクに興味がある方、いらっしゃいましたら、以下までお知らせ下さい。今なら1本から取り寄せ可能です。

info@bluepeaks.co.jp

でも、この何とかして釣ってやろうという釣り人の欲って日本もアメリカも一緒ですね。これがあるから道具も進化する訳ですね。
by bluepeaks | 2011-05-07 19:26 | ブランク

パワー設定

ノース・フォーク・コンポジットのブランクのパワーは、1から9までと実に9段階で設定されています。ビジネスを考えると、商品数は出来るだけ少なくした方が効率は高くなるはずなのですが、そこは職人Gary Loomis。敢えてこれでもかッ!というほど、細かくわけています。

ただ、余りにも細かすぎて、1から9まで並べてみて、1本1本見比べていくと、その差が非常に微妙で、感じにくいところがあります。具体的には4と5です。ミディアム表記の4を触ってみた後、ミディアム・ヘビー表記の5を触ると、多くの方が最初は「ん?・・・」となります。そんな時は、曲げる支点をティップだけでなく、若干バッド寄りに移して頂くと、「あぁ、なるほど」となるのですが、その位、4と5の差は微妙なのです。尤も、投げればもっと容易に差を感じて頂けるのですが・・・

このようにノース・フォーク・コンポジットのブランクは、パワーが非常に細かく設定されています。従って、使い手として、よりわかりやすく、より明確に差を感じたいのであれば、2、4、6という様に、偶数なら偶数で、奇数なら奇数で見比べて頂くと良いかと思います。

そんな中、スピニング用にデザインされたブランクになりますが、ウルトラライト(1)の下、つまり、0パワーがあります。その名もフィネス。7フィート6インチの高弾性素材HMを使ったチューブラー構造のエクストラ・ファースト・テーパーのブランクです。長さも然り、マテリアルも然り、テーパーも然りなんですが、スモール用のライトキャロロッドとしてとても面白い素材と期待しています。近日入荷予定です。
by bluepeaks | 2011-05-02 18:58 | ブランク

7フィート11インチのULブランク

CB7111-1(IM)という面白いブランクがあります。このブランク、クランクベイトシリーズ(CB)の中の1本なのですが、7フィート11インチのウルトラ・ライト・パワーのブランクなのです。しかも、テーパーはエクストラ・ファースト。

クランキング・ロッドの定番と言えば、長さは7フィート、パワーはミディアムか、ミディアムヘビー、テーパーはモデレイト・ファースト。この延長線上で考えると???な訳ですが、このブランク、もともと川のスモールマウスバスをシャッドプラグで釣るためにデザインされたブランクなのです。Garyの家の近くには、コロンビア・リバー水系の大小様々な川が沢山あります。その川の中下流部には、ほとんどスモールマウスバスが生息しています。そんなスモールマウスバスを小さなシャッドプラグで釣るためにデザインされたブランクがCB7111-1(IM)なのです。

川と言っても対岸が霞む程大きな川です。そこにあるストラクチャーも様々。リップラップから切り立った岩盤、ウィード・フラット、マンメイド・ストラクチャーなど。そんなストラクチャーの中でも川のスモールマウスバス攻略上、絶対に外せないのがレイダウン。7フィート11インチという長さは、遠投性よりも、実は、そのレンクスを活かし、リトリーブコースを左右上下に調整する幅を稼ぐためのもの。まさにレイダウン攻略のためにデザインされた長さなのです。

でも、残念な事に日本にはこうしたストラクチャーが多くはありません。なので、出番も少ないのでは・・・と当初は考えていたのですが、いざ蓋を開けてみれば、安定してご注文頂いている人気ブランクの一つとなっています。しかも、使い方は想定外のもの。バスではありません。サクラマスです。遡上してきたサクラマスをミノーで狙う釣りにご利用頂いています。もともと流れの中のスモールを釣るためにデザインされたブランクなので、バッドのパワーは十分です。でも、それでいてティップはしなやかなウルトラ・ライト。スピニングとして仕立てるのも良し、ベイトにするのも良し。アングラーの想像力次第というか、まさにカスタムロッドならではの面白さです。
by bluepeaks | 2011-05-01 18:26 | ブランク

レギュラー寄りのファースト

1/16オンスから1/8オンスまでのウェイトに最適化された6フィート6インチ、ライトパワーのベイト・キャスティング用のブランクとしてMB662-1(IM)があります。昨今のベイト・フィネス・ブームなど、Gary Loomisとしては、知る由もないところなのですが、多くのお客様にベイト・フィネス用としてご利用頂いているブランクの一つです。

このMB662-1(IM)、スペック上はファースト、とされていますが、より厳密に言えばレギュラー寄りのファースト、と言うべきもの。中には、レギュラー寄りのファーストを、デザイン的に「古い」とされるお客様もいますが、実は、このテーパー、軽いルアーを、よりコントローラブルにするため、意識的にデザインされたものなのです。

一部で「新しい」と評されるエクストラ・ファーストの場合、負荷は1点に集中します。ウェイトが乗った状態で曲がるブランクの部位も短くなります。つまり、これ、キャスト時、リリースすべきポイント(時間)もごくごく短くなる、ということです。言わば、スィート・スポットの小さいゴルフクラブや、テニスラケットみたいなものです。

結果、アングラーには、よりシビアなキャスト・コントールが求められます。集中力を切らさず、精度の高いキャスティングを安定し続けられる超ハイレベルなアングラーであれば、そのメリットも引き出せると思います。しかし、果たして風が吹くなか、波立つなか、ボートが上下する中、そうした高次元なキャストを安定して続けられるアングラーが何人いるのか・・・ちょっと疑問です。

こうした現実を十分に理解した上で、軽いルアーを、細い糸で扱えるベイト・キャスティング用のブランクとして、レギュラー寄りのファースト・テーパーを指名買いされるお客様がいるのです。これらのお客様に共通して言えるのは、皆さん、「ベイト・フィネス」というキーワードで竿を探しているのではなく、ごくごくシンプルに「軽いルアーを、ベイトリールで扱うための、レギュラー寄りのファースト・テーパーが欲しい」とリクエストされることです。そんなロッドに対して、一家言あるお客様から「週末が待ち遠しくなるブランクだよ」などと言って頂けると、それはもう感謝感激なのです。

シリーズ化する程の余裕(勇気)はないのですが、思いつくまま、こうした一つ一つのブランクの特性もこのブログで紹介していきたいと思います。
by bluepeaks | 2011-04-30 17:46 | ブランク

不思議なブランクの所以

武石さんのピーコックバス用ロッドのテストについて、私、肝心な事を書くのを忘れていました。

「不思議なブランク」と評価を頂いた理由は、単にジョイクロが今まで以上に飛ぶから、ではありません。2オンス超のスイムベイトが今まで以上飛ぶにも関わらず、同時に1/4オンス程度の軽いルアーも気持ち良くコントロールして投げる事が出来るからなのです。

強い竿と言うと、多くの人は、イコール硬い竿をイメージされる事と思います。でも、硬い竿だと軽いルアーは、上手く、少なくとも気持ち良くは投げられません。なぜなら、ブランクにウェイトが乗らないから曲がらない、曲がらないから飛ばない、そして、曲がらないからコントロールも効かない。

MB668のような強いブランクだけでなく、ノース・フォーク・コンポジットのブランクには、強さの中にしなやかさがある。それをキャスティングを通して感じ、その感覚を皆さん「不思議」と言うのです。少々、お時間を頂く事になるかと思いますが、この「不思議」な感覚をより多くの皆様に体感頂けるよう、順次、環境を整備して行きたいと思います。
by bluepeaks | 2011-04-26 13:24 | ブランク