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カテゴリ:ガイドシステム( 8 )

あれやこれやと・・・

いろいろと考えだすとキリがないのがガイドシステム。それがまた楽しくもあるのですが、新しい組み方や新しい製品が出てくるとやっぱり試してみたいもの。最終的には、想定するシチュエーション次第と言えますが、そこに至るまでの過程で、何処まで自分の中で用途を落とし込めるか!ここが肝なのだと思います。あれも、これもは、得てして良い結果には結び付かないので(ボヤけるというか)、気構えは思い切って切り捨てることでしょうか。

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by bluepeaks | 2012-06-19 22:53 | ガイドシステム

2gの差がもたらすメリット

さて、ステンレスフレームのガイドを取り外して、マイクロガイド+に乗せ換えてみた結果がこちらです。

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皆さんがガイドのアライメントを確認する時の目線で撮ってみたのですが、今一これだけではわかりにくいと思いますので、至近距離で見ると、バットガイドでこれだけの差があります。

a0183304_18533149.jpg


そして、さらに、ティップセクションだとこんなにも差があります。

a0183304_18552341.jpg


よく小口径のガイドに変更すると同時に、ガイドの数を増やしてしまいがちですけど、ブランクそのものの性能を引き出すことを考えるなら、やはりガイドの数は、必要にして十分な範囲に留めたいもの。だから、ガイド数は、既存のものから変えず全部で10個としました。

これで、軽さといい、振り抜き感といい、フィーリングは抜群です。しかも、ローカーボンなので、旧ガイドの跡は一切なし。

わずか2gですが、1/3となったフィーリングの差はそれ以上です。
by bluepeaks | 2011-11-04 19:16 | ガイドシステム

ガイドの重さ(part2)

ということで、昨日に引き続きガイドの重さの話、パート2です。

さて、本題の前に、何回かここでも紹介している、今回の比較の対象とした「マイクロガイド+」について、少しだけ説明してみたいと思います。

「マイクロガイド+」とは、Jカスタム 1.0に標準搭載するガイドシステムの名称です。その特徴は、一般的なマイクロガイドシステムのアドバンテージとされる「軽さ」と「感度」に、既存のガイドのアドバンテージである「安定した飛距離」と「汎用性」を調和させたことにあります。細かな設定については、こちらに掲載していますので、是非参照下さい。

さて、本題に戻りますが、そのマイクロガイド+の総和がこちら。

a0183304_108493.jpg


なんと全部集めてもわずか1.2gです。感覚的に言えば1円玉1個分。従って、ステンレスフレームのガイドと比べて約1/3の重量となります。なるほど、3倍もの差があれば、1日中キャストし続けるルアー・フィッシングの場合は、使用感もそれなりに違う、と考えて問題ないようです。

ということで、今度は、今までステンレスフレームのガイドが乗っていたロッドに、マイクロガイド+を乗せてみることにしました。インプレは追ってこの場でお知らせしたいと思います。
by bluepeaks | 2011-10-31 10:35 | ガイドシステム

ガイドの重さ(part1)

ステンレスフレームのガイドは重い、と一般に言われていますが、実は、ステンレスフレームのガイドの重さって、殆どの人は知らないはず・・・。そこで、手持ちのロッドからガイドを取り外し、測ってみました。その結果がこれ。

a0183304_23221661.jpg


3.5gと言えば、1円玉4枚未満です。これを見て「なーんだ」と思うか、それとも「えぇー!」と思うか。

ポイントは、この3.5gが比較の対象と比べて、重いのか、軽いのか、という点。
明日は、Jカスタムに標準搭載するハイテンシルチタンフレームのマイクロガイド+の総和と比較してみたいと思います。
by bluepeaks | 2011-10-30 23:33 | ガイドシステム

レベルワインダーの内径

円型から縦長の楕円、果ては最近リリースされたダイワT3のようなT型のものまで、メーカーに応じて、レベルワインダーの形もマチマチですが、富士工業によれば、ベイトキャスティングリールのレベルワインダーのリング径は、大凡2.4mmから3.3mmの範囲に収まるのだそうです。

ベイトキャスティングリールの場合、レベルワインダーから放射されたラインをまず受け止める、リールから見て一番手前に装着されるバットガイドのリングサイズは、今日まで12か16が標準的に採用されて来ました。リングサイズと実際のリング径は、必ずしも一致していないので、実際のリング径に目を向けると、リングサイズ12の場合は、リング径が8.3mm、16の場合は、10.6mmです。つまり、2.4mmから3.3mmのレベルワインダーを通して放射されて来たラインを、それよりも遥かに大きい8.3mmから10.6mmのリングが受け止めていたことになります。
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一方、スピニングリールですが、これこそメーカーによりまちまちですが、2500番ならそのスプール径はだいたい45mmくらい。これに対して標準的に使用されるスピニングロッドのバットガイドのリング径は18.3mmか、23.7mmです。

こうして比較してみると、スピニングでは、放出されたラインをバットガイドがグッと絞り込んでいたのに対して、ベイトでは、ほぼスルー状態で次のガイドに繋いでいた様に見えます。実際には、使うラインの太さや硬さ、巻き癖の有無、さらには、キャストする際のレベルワインダーの位置などが影響すると思うので、もっと多面的に比較する必要があるとは思うのですが、それにしても大き過ぎるような気がします。

こうして数字を並べみてもどうやらマイクロガイドは、思っている以上に理にかなっている様に見えます。因みに富士工業のガイドセットに含まれているバットガイドの内径は3.5mmで、J Custom 1.0で採用したマイクロガイド+のバットガイドの内径は4.8mmです。レベルワインダーの内径によりマッチしているように見えます。
by bluepeaks | 2011-08-12 19:25 | ガイドシステム

マイクロガイド(part3)

マイクロガイド向けに富士工業からマイクロトップガイドが2011年にリリースされた話は昨日触れました。そんな中、デジーノとのコラボレーション・カスタム・ロッド"J Custom 1.0"においては、このマイクロトップガイドではなく、別名スーパーオーシャントップこと、MNトップを採用。理由は、ざっとこんなところです。

1.ナイロン、フロロ、PEと多様なラインに幅広く対応可能なこと
2.ラインの絡みにくさ、とりわけPE使用時における絡みにくさには定評があること
3.最小リング径5.0ながら、パイプ径は2.4mmまでと幅広く選択可能なこと
4.ティップセクションの小口径KTガイドと相性がいいこと
5.MNトップは、構造上重くなりがちだが、リングサイズが5である限り、フレームは純チタン製であり、十分な軽量化が図られていること

特に、Kガイドと総称される傾斜フレームのガイドは、部分的に採用したのでは効果が半減してしまうため(何処か一箇所で絡んだのでは意味なし)、ティップセクションがKTガイドであれば、より親和性が高く、実績も豊富なMNトップ、というロジックです。このリングサイズ5のMNトップを軸に、ティップセクションをKTの4.5、ベリーセクションで5から6まで拡張し、チョークガイドをリングサイズ7と設定したのがJ Custom 1.0のマイクロガイド+。

重さの割に体積の大きいバルサ製のシャッドなど(今やシャッドラップラパラくらいでしょうか?)、空気抵抗により失速しやすいルアーの場合、飛距離に影響が出ることもありますが(ラインを引き出す力が弱いもの)、比重が高いルアーである限り、この設定で何ら問題ありません。むしろ問題ないどころか、軽く、感度も高く、振り抜き感も良く、ブランクそのものの良さが引き出されていて、まさにNGC2.0と言った感じ。気になるデータは富士工業のサイトで公開されています。
by bluepeaks | 2011-08-03 23:02 | ガイドシステム

マイクロガイド(part 2)

2011年に国内でもリリースされた富士工業のマイクロトップガイド。リング径が4.5で、パイプ径が1.6から2.6まで選択できるものです。それまでにもリング径が4.5のトップガイドは数多く製品化されていました。しかし、そのいずれもがパイプ径が0.7から1.5と細く、バス用にデザインされた多くのブランク、少なくともミディアム・パワー以上のブランクには、パイプ径が細過ぎて使うに使えなかった・・・。そこに登場したのがこのマイクロトップガイド。

このガイドの新規性は、リング径が単に4.5であるという点にあるのではなく、リング径に対して、パイプ径が太く、しかもバリエーションが豊富であるという点にあります。従来までの考え方は、リング径はブランク径に準じて選ぶもの、ブランク径が細ければリング径は小さいものを、ブランク径が太ければリング径は大きいものを、という考え方。そんな中、登場したマイクロトップガイドは、この従来の構図から完全に外れた存在と言えます。まさに富士工業のキャッチコピーをして「ありそうでなかった」もの。

思い起こせばニューガイドコンセプト登場前夜、ライン抵抗を低減するために、ガイド数は出来る限り減らし、そのかわりにリング径は出来るだけ大きくすることが良し、とされていました。これに対して、ニューガイドコンセプトは、まさに真逆の発想。ガイド数を増やし、その代わりにリング径を小さくする。勿論、ベースには、リングとフレームのマテリアルの技術革新があった訳ですが、この変化の構図って、今のマイクロガイドシステムにもピッタリ当てはまる様な気がします。つまり、今のマイクロガイドシステムは、突然現れた特別なものではなく、既存のニューガイドコンセプトをさらにもう一歩進化させたもの、言ってみればNGC 2.0(New Guide Concept 2.0)。こう捉えるのが正しいように思います。
by bluepeaks | 2011-08-02 12:28 | ガイドシステム

マイクロガイド(part1)

決して早いペースではないものの、確実に普及し続けているマイクロガイド。このマイクロガイドを世に広めた立役者と言えばご存知テキサスのキスラー社。1999年に設立されたキスラー社は、新しいテクノロジーには非常に敏感で、変化をいち早く捉え、見極めた上、それを取り込み、成長してきたロッド・メーカー。キスラー社自体は、設立から日が浅く見えるものの、社長のTrey Kistlerの父である会長のBill Kistlerは、All Star Rodsの共同創立者であり、Castaway Rodsの創業者。つまり、1999年に創業したただの新興ロッド・メーカーではないのです。

そのキスラーが主力商品において積極採用したことがきっかけとなって、一気に広まったのがマイクロガイド。その後数多くのフォローワーをアメリカ市場で生み出し、今日に至っている訳です。

マイクロガイドのアドバンテージは、なんと言ってもその軽さと感度。ビルダーならわかると思いますが、ガイド、ガイドを留めるためのスレッド、スレッドを固定するためのエポキシの総和が与える影響は非常に大きく、特にティップ・セクションにおいては、ロッド全体のフィーリングさえも決定付けてしまうほど。バスロッドと言えども決して無視出来るものではありません。

従来に比べ小さく軽いマイクロガイドは、つまり、ブランクが本来持ち合わせている性能を、より活かすためのガイドシステム。ノース・フォーク・コンポジットで採用するロー・カーボン・フィニッシュもその一つですが、フォーカスは、ここでもブランクの良さを引き出すこと。ブランクあってこその、ロー・カーボン・フィニッシュであり、マイクロガイドなのです。
by bluepeaks | 2011-08-01 10:40 | ガイドシステム