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カナダからの手紙(その10)

えっーと、まず最初に断っておきますが、この写真はテスト中に起こった出来事です。決してジョイクロが投げられるジャークベイトロッドを目指しているではなく、ロッドとして限界を確認しておくためのテストとなりますので、この点だけは何卒ご理解下さい。稚拙な表現ですが早い話「良い子の皆さんはマネしないで下さい」ってことです。

a0183304_10114887.jpg


ドドーンとノーザンパイク83センチ。

ロッドは現在開発中のジャークベイトロッド。ルアーはなんとジョイクロ。アングラーは西根さん!

因みに、このプロトロッドのティップは、シングルフットのセミマイクロガイド。キャスティング時にスペックを遥かに超える負荷がかかったとしても、そして、これだけビッグなパイクがかかったとしても、シングルフットで機能上は問題ないんです。もちろん、こんなビッグファイトをしたらガイドは傾きます。でも、だからと言って、それをダブルフットにしたらどうなるでしょうか?両端がスレッドでがっちりと巻き止められるのです。もし、ロッドに意思があるのであれば、ロッドは曲がりたい・・・と思っているのに、ガイドがそれを抑え込んでいるようなものではないでしょうか。結果、負荷はガイドの足の周辺部に集中するようになります。

http://northforkcomposites.jp/にアップしているフレックスプロファイルを見ればわかるように、ノースフォークコンポジットのロッドは、負荷の高まりに応じて、最も負荷を受け止めているポイントがティップからベリーへ、ベリーからバットへと移行します。この力の伝達をブランク全体にスムースに繋げていくことを考えると(つまり、プログレッシブさを生かすことを考えると)、ロッドをデザインする側としては、スペック上許容出来るのであればシングルフットを選択すべき、ではないでしょうか。もちろん、魚種や釣り方によっては、敢えて曲げないという選択もあるかと思うので(ヘビーカバーの雷魚なんかね)、一概には括れないんですけど。

そんなこんなをテストしている訳で、これはあくまでもロッドの特性を十二分に理解し、体得した使い手による限界テスト、ということで参照頂ければと思います。

でもね、パイクって、こんなにデッカイ口してますけど、最初のアタリは超繊細で、テールフック一本掛かりだったそうです。

いい仕事をしているようです。
by bluepeaks | 2014-12-13 11:15 | Jカスタム