North Fork Compositesの魅力を紹介


by bluepeaks

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新の記事

リペアサービスの提供から1年..
at 2017-10-17 15:19
グラスコンポジットと低弾性カ..
at 2017-10-17 11:39
ネコリグもスピナーベイトも
at 2017-10-13 11:14
試投会@H1グランプリ最終戦
at 2017-10-08 17:59
SOW:きゃービトロン!
at 2017-10-08 11:49
ハイブリッドS2新ブランク提..
at 2017-10-06 17:29
退職後の収入源
at 2017-10-06 12:01
SOW:秋を満喫!
at 2017-10-06 09:20
SOW:ファーストフィッシュ!
at 2017-10-05 11:24
SOW:秋のシャローゲーム
at 2017-10-04 08:52

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
more...

検索

タグ

外部リンク

カテゴリ

全体
ブランク
言葉
エコ
バス
イベント
パートナー
Jカスタム
ベンチャー
自然
ルアー
B.A.S.S.
四方山
カスタムロッド
ガイドシステム
グッズ
トーナメント
タックル
サーモン&トラウト
パーツ
ツール
アパレル
お知らせ
EDGE
フライフィッシング
SOW
NFX
未分類

記事ランキング

ブログジャンル

釣り

画像一覧

TCRのブランク

ではでは、TCRにつき、紹介していきたいと思います。まずロッドのキャラクターを決めるブランクから。何と言ってもNFCはブランク専業メーカーですからね。ここにこそコダワリたいです。

TCRに使用しているブランクは低弾性マテリアルのSMです。でもコレ、「巻き物だから低弾性でしょ!」的な単純な発想で選んだのではなく、まずは一度、固定概念を捨て、HM、IM、SMと各ブランクを並べてみて、あーでもない、こーでもないと、絞り込んだ結果なんです。ではなぜ、わざわざこの様なプロセスを取ったかというと、それはゲイリーの考え方に従ったから。ゲイリーは、マテリアルの特性を正しく見極め、それを活かす様にデザインすれば、例えそれがハイモジュラス・カーボンであっても、粘りのある、ムチムチとした所謂巻き物的なブランクだって作り出せる、と公言しています。事実、以前から高弾性とされるマテリアルを使いながらも、非常にしなやかなブランクを作っています。なので、「巻き物=低弾性」という固定概念は一端捨て、その代わり、釣り人的な素直な感覚でブランクを選びだそうとした結果だった訳です。まぁ、結果だけ見れば「そんな事言ったって、ほら、定説通りじゃん」って言われても仕方ないんですけど。

ところで、同じマンドレルに同じパターンで同じ巻き方をすると、一番重くなるのはマテリアルは何でしょう?それはSMです。これはもう、ブランクのスペック値を見れば一目瞭然。いわゆる自重と言うヤツです。この自重、ロッドティップを常に高い位置に保つジグやテキサスなどの場合、アングラーにとっては負担にしかなりません。しかし、ティップを下向きにし、ショートキャストを繰り返すクランキングの場合、ブランクの適度な自重は、キャスタビリティの向上に貢献します。手首を返すだけの様な小さな動作であっても、ルアーのウェイトがベリーに乗り、たわむことにより、より低い弾道で、より奥へ、コントロールをつけながらキャストすること出来ます。

開発の初期段階から考えていたのが曲げやすいベリー。一言で言えば「ベリーが仕事をする竿」。何回かこのブログでも取り上げましたが、昨今は特に先調子な竿が好まれる傾向にあるかと思います。そんな中、殊、クランキングにおいて特に重要なのはベリーの動き。それは、投げる時、リトリーブする時、掛ける時、寄せる時、全ての局面においてです。ベリーが仕事をしていないと、きっと気持よくは釣りが出来ないはずです。

スッとティップが綺麗に入る竿なら巷に沢山あると思います。でも、負荷に対してリニアにベリーが入っていく竿、特に素材がカーボンとなると・・・、あんまり思いつかないはず。

なので、デザイナーであり、テスターでもある塚本謙太郎さんと、あーでもない、こーでもないと、初期の段階、議論を重ねたのがベリーの働き。もうこれでもかっ、という位ロッド全体が曲がるフルフレックスアクションのロッドから、先端の四分の一だけしか曲がらない様なエキストラファーストアクションのロッドまで、数あるブランクを試した中、行き着いたのが「ベリーが仕事をする竿」であり、このコンセプトを具体化するのに、よりマッチしていたマテリアルがSMだった、という、なが~いお話。

とまぁ、いきなりの長編エントリーとなってしまいましたが、こんな感じでスタートしたのでした(もはや思い出モードです)。
by bluepeaks | 2012-11-21 22:53 | Jカスタム