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厚巻きなのに折れた・・・

カーボン・ペーパーをより厚く巻くことにより、ブランクをパワフルに仕上げることが出来ます。カーボン・ペーパーそのものの厚みは、ほぼ均等ですから、「厚巻」するためには、何回も繰り返し巻く必要があります。こうして出来上がった厚巻きブランクは、本来、パワフルであるはずなのですが、以外にも想定未満の負荷で折れたりすることがあります。巻けば巻くほど強くなるはずなのに、どうして折れてしまうのか?

最大の原因は、ブランク内部に残される気泡です。カーボン・ペーパーを何層にも巻く工程において、間に空気を閉じ込めてしまうことが間々あるのです(意識して除去しないと)。

負荷がかかったブランクはしなります。その時、ブランクの断面は、円から楕円へと変形します。その楕円の正面から見た左右両側をミクロで見ると、負荷により、分子と分子の間は、通常より広がっています。広がった分子どうしは、元の距離に戻ろうとします。この時、力が働きます。これがブランクの(ロッドの)復元力です。

そんな負荷により距離の離れた分子と分子の間に、もし、気泡があったらどうなるでしょう?その部分だけ戻ろうとする力が働かない、さらには、空間がある分だけ、周囲に負荷が集中します。こうした局所的な力の集中が、限界点を越えた時、ブランクはポッキリ折れます。

コンクリートを想像してみて下さい。気泡が少なく、密度の高いコンクリートは、気泡を多く含むコンクリートよりもずっと強いはずです。強度を出すためには密度が必要なんです。これ、カーボン・ロッドも同じです。

だからノース・フォーク・コンポジットでは、超高圧ローリング・マシンを使って、気泡を排除しつつ、カーボン・ペーパーを密に巻いているのです。これがあるからこそ、軽さとトルクが両立するのです。

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ただ単に巻いたのでは、パワフルになるどころか、返って脆さをわざわざ内包することになる。巻きには、巻きの難しさがあるんです。

過去何回もフリッピングロッドを折ったことがある、という猛者(お客様)から、先日お問い合わせを頂き、巻きとブランクの強さの関係について、今日は取り上げてみました。たかが巻きと言うなかれ
by bluepeaks | 2011-11-12 22:47 | ブランク