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フェルールのデザイン

日本で提供しているライナップがバス用のブランクばかりなので、NFC=バス、と捉えられがちなのですが、USのサイトを見て頂ければおわかりの通り、バスだけでなく、トラウト用も、スティールヘッド用も、サーモン用のブランクも商品化しています。そして、さらに数は少ないですがフライ用のブランクも提供しています。

バスと言えば1ピース、という構図があるように、トラウトと言えば歴史的にもマルチピースです(これ、何処から来ているのでしょうか?)。そこで、ポイントとなるのがフェルールの仕様。スピゴットとか、スプリット・オーバーといった「継ぎ」の話です。

日本で一番受けが良いとされているのは、それだけでクラフトマンシップを感じてしまう「スピゴット・フェルール」。何となく手間と暇が掛かっているように見え、高級な感じがします。

しかし、NFCが商品化しているマルチピースのフェルールは全て「スプリット・オーバー」。もちろん現地代理店としては、「スピゴットの方が断然受けがいいんだけど・・・」と、インプットはしているのですが、OEM商談でもない限り、NFCとしてはNOなんです。

理由は単純。スプリット・オーバー・フェルールの方がテーパーが綺麗に出るからです。

数ある中でもGary最大のこだわりはプログレッシブなテーパー・デザイン。この理想を追い求める中で、採用しているフェルールが、スプリット・オーバー・フェルールという訳です。Gary曰く「いくら素材に配慮しても、、いくら精度を高めたとしても、やはりスピゴット・フェルールである以上、直線的な部分が出てしまう」。

継ぎがある以上、宿命と言えばそれまでなのですが、そんな中でもベスト・エフォートと呼べるものがスプリット・オーバー・フェルールなのです。見た目ではなく、テーパーにこだわる、釣り込んでいるアングラーにこそ受け入れられる仕様とも言えます。
by bluepeaks | 2011-05-29 22:41 | ブランク